泥船から逃げ出す、ネズミのように、当選目当ての節操ない都連民進党から「都民ファースト」へ移動が続きます。柿沢幸絵都議の夫である柿沢末途衆院議員は、昨年9月の代表選で蓮舫氏を支援し、民進党役員室長として仕えた。蓮舫氏の地方視察などでは付かず離れずでサポートし、信頼も厚かった。そんな人物の妻が、蓮舫氏を完全に見限ったのだ。このご仁も不祥事で都議を辞任したり、みんなの党比例で繰り上げ当選にも関わらず、当時代表の意に反し、民進党に移動した過去がある「自分ファースト」家族なのである。
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民進党の凋落が止まらない。東京都議選(7月2日投開票)を目前にして、またしても離党者が出たのだ。それが蓮舫代表の側近、役員室長である柿沢未途衆院議員の妻というから、目も当てられない。「二重国籍」問題も抱え続ける蓮舫氏の求心力低下は、まさにノンストップ状態だ。
「幅広い支援、都民の意見をいただくため」
民進党から公認を受けていた柿沢幸絵都議(47)は6日、都庁で記者会見を開き、離党理由をこう語った。所属する総支部と党都連に5日付で離党届を提出したという。政治活動で使う通称名も、旧姓の「野上」から戸籍名に変更した。
今後は無所属で都議選に出馬し、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」に支援を求めていくという。都民ファーストの会幹部は7日朝、夕刊フジの取材に「われわれの支援で当選が近づくなら、検討する余地は大いにある」と語った。
幸絵氏の夫である柿沢氏は、昨年9月の代表選で蓮舫氏を支援し、民進党役員室長として仕えた。蓮舫氏の地方視察などでは付かず離れずでサポートし、信頼も厚かった。そんな人物の妻が、蓮舫氏を完全に見限った。
都議選まで1カ月を切り、蓮舫氏も街頭に立つ日が多くなっている。都議選で、民進党は壊滅的なダメージを受けるとの見方が強く、今後、蓮舫氏の責任問題に発展する可能性がある。
別の同党関係者は「蓮舫氏に『離党ドミノ』は止められない。責任を追及する声が出始めている。蓮舫氏は『負けても代表をやめない』と言っているようだが、絶対に許さない」と語った。
❷民進党の柿沢未途役員室長は、東京都議会議員選挙で党の公認を受けていた都議会議員の妻が離党届を提出した責任を取りたいとして、蓮舫代表に対し、役員室長を辞任する意向を伝え、了承されました。