トランプ大統領が全米350社もの報道機関を敵に回し四面楚歌です。敵を作り、攻撃することで米国大統領にまで上り詰めた行動力には敬意を証しますが、このままでは再選は難しいのでないでしょうか?しかし、相変わらず国民の支持率は高く、2018年8月15日時点のドナルド・トランプ大統領に対する黒人の支持率が1年前の19%から36%に上昇した。同日の全体での支持率は49%と記録されている。このまま「米国民の望むことを実現することは良いことだ、たとえ手続きをふまず、ルールに反していても・・・」というノリで世界を牛耳っていけば世界的な大波乱が待っている気がします。
以下抜粋コピー
「報道機関は国民の敵ではない」とする決議を全会一致で採択した。トランプ大統領がツイッターや集会で報道機関を「偽ニュース」「国民の敵」などと呼んで攻撃を繰り返しているのに対抗し、合衆国憲法修正第1条で保障された報道の自由の重要性を訴える狙いがある。決議はまた、「自由な報道は有権者に情報を提供し、真実を解明し、政府権力を監視するなどの死活的かつ必要不可欠な役割を担っている」と強調した。
一方、全米の350を超える新聞社も16日、報道の自由を訴える社説を一斉に掲載した。ボストン・グローブ紙が全米の新聞社に呼びかけて実現。各紙は共通して報道の自由の必要性を主張したが、具体的な表現はそれぞれの判断に委ねられた。ニューヨーク・タイムズ紙は「誤った報道を正すことはわれわれの仕事の核心部分にある。ただ、気にくわない真実をフェイクニュースと主張し、記者を国民の敵ととがめるのは民主主義にとって危険だ」と批判した。