『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

北朝鮮は、米国人を『スパイ行為』や『敵対行為』を理由に拘束した。拘束日本人を今後の交渉カードとして使うのか?

2018-08-12 08:08:44 | 日記

日本人男性が今月に北朝鮮当局によって拘束されていることが判明しました。この日本人男性は欧州の旅行会社が企画したツアーに参加して北朝鮮に入国、その後に西海岸の港湾都市・南浦(ナムポ)などを見て回っている間に捕まった可能性が高いとのことです。北朝鮮の軍事施設を撮影し、スパイ容疑をかけられているとようです。撮影した写真をマスコミに売るつもりだったのでしょうか?しかし、本人の意思に関わらず、北朝鮮が日朝交渉を有利に進めるためのカードとして切られる可能性が高い。日本外務省が国民に北朝鮮への渡航自粛を求めているのに私利私欲で、北朝鮮へ渡航し、拉致被害者救出の足枷になる。何か虚しさを感じる事件です。

以下抜粋コピー

北朝鮮で今月、現地当局に拘束された日本人男性は、北朝鮮西部の南浦(ナムポ)で拘束されていたことがわかった。男性は30代で、海外の旅行会社が企画したツアーで北朝鮮に入ったという。日本政府は外交ルートで北朝鮮側に詳しい経緯の説明を求める方針だ。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。関係者によると、男性は南浦で複数人で行動中、北朝鮮当局に拘束された。南浦は海軍造船所などがある軍港として知られ、スパイ行為の容疑をかけられた可能性がある。外務省の邦人保護を担う領事局が引き続き情報収集などをしている。

 北朝鮮では1999年、元新聞記者がスパイ容疑で拘束され、約2年間抑留されたことがある。政府関係者は「北朝鮮に対してどういう経緯で何の容疑で拘束しているのか説明を求める必要がある」と話すが、日朝間には国交がないことから、領事面会など通常の邦人保護対応が困難となっているとみられる。

コメント (1)
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