丸が打つと本当に強い広島カープ、今年はドミニカ共和国の3選手の活躍もあり、夏場に、息切れどころかギアチェンジです。パリーグ首位を突っ走る西武と日本シリーズで対戦することになれば、8対7「ルーズヴェルト・ゲーム」が見られるかもしれません。見ている方も選手・スタッフも疲れますが、野球は打撃戦、総力戦の方が面白い。9月上旬優勝決定まで熱い戦いが続きそうです。
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一回1死一塁。3番丸は1-2から京山の144キロストレートをたたいて先制の24号2ラン。昨年の23本を上回る自己最多を更新した。今季3度目の2試合連発。8月に入って早くも3本と量産している。
4月28日の阪神戦で右足太もも裏を負傷して翌29日に出場選手登録を抹消された。復帰したのは5月30日、ZOZOマリンでのロッテ戦だった。千葉経大付時代にプレーした思い出の球場で、6月1日には打点付きの猛打賞をマーク。故郷での活躍はいい刺激になった。
以来、1カ月のハンディをものともせずに打力を上げている。東出、迎の両打撃コーチからアドバイスをもらい「自分の感覚もそうですが、外から見た状態を見てもらっている。2人には感謝です」とほほ笑んだ。
今季92試合を消化した時点で24本。残り試合を考えても30本超えは確実、いやどこまで増やすか。「自分のポイントで呼び込む確率が増えている」と分析した丸。上気した顔をハマ風が優しくなでた。