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「世紀の空売り王」マイケルバーリ「まもなくバブルが弾け、暴落が起きる」

2022-07-12 08:07:39 | 日記
「世紀の空売り王」マイケルバーリは、今回の暴落はまだ序の口であり、今後、この下落は一段と進み、23年に景気後退に突入すると警告する。
S&P500の下落は20%である。マイケルバーリはS&P500の下落は今後、50%の下落まで発生すると予測する。勿論、ポジショントークであるとは考えられますが、恐ろしい予想です。只、コロナショックの2020年2月の水準に戻ると思えばあり得る話です。2020年下落が始まる前は世界景気は今よりずっと良かった。お金をばらまきすぎて、インフレが加速し、回収に走っているFRBを見れば経済が逆回転しているのが分かります。AIが主導する投資の世界は常識とは反対の動きをすると読むべきで、インフレより、過度の金融引き締めに依るデフレも考えられるかもしれません。今の、世界経済は読みずらく、投資はあくまで自己責任です。

以下抜粋コピー

マイケルバーリは、01年のITショック・08年のリーマンショック・20年のコロナショック・22年の量的緩和バブル崩壊を、ことごとく、「まもなくバブルが弾ける。大きな暴落が起きる。」と、誰よりも早く的中させてきた。そのうえ、それぞれのバブル崩壊に対して、最も利益が生じる投資方法で、巨額の富を築いている。
マイケルバーリは、今回の暴落はまだ序の口であり、今後、この下落は一段と進み、23年に景気後退に突入すると警告する。
S&P500の下落は20%である。マイケルバーリはS&P500の下落は今後、50%の下落まで発生すると予測する。レバナスに換算すると、80~90%以上の暴落と成る。
マイケルバーリは21年から市場の暴落を予測していた。インフレの加速・グロース株を始めとする株式市場の暴落・債権価格の暴落さえ、予見していた。マイケルバーリは市場の数カ月から1年以上先の未来を予測している。
マイケルバーリは投資家心理を的確に把握している。世界恐慌29年のダウ平均・ITショック00年のS&P500・現在のS&P500が、同じ軌道を辿り右肩上がりに急騰し、一気に暴落する例を「三度目の正直」とツイートする。
00年のITバブルでは、ナスダックは下落相場中の10%を超える自律反発は16回あり、その平均は22・7%だったが、最終的には78%の下落幅であった。
29年の世界恐慌では、10%を超える自律反発は10回発生し、平均で22・8%の上昇であったが、下落幅は89%と成る。
マイケルバーリは「市場はこのような下落中に短期的な自律反発はあるかもしれないが、それを長期的な回復局面の兆しと捉えるべきではない。」と教訓を示してくれる。「ブルトラップに騙されるな」である。
ウクライナに軍事侵略したプーチン・ゼロコロナ政策の習近平・パウエル議長・GAMMATの経営者。世界経済を崩壊させるものは誰か。マイケルバーリは、「世界経済を崩壊させる要因は消費者である」と指摘する。
経済を回す者は一人一人の消費者の集合体である。
世界1のアメリカGDPの70%は、13・2兆ドルの個人消費である。消費者が経済が弱いと感じ、消費を控えに行くと、その時点で瞬間的に経済が崩壊する。
マイケルバーリは「過去18か月間、8500億ドルの直接臨時給付金・4000億ドルのキャッシュアウトレフィス・1兆ドル以上の返済免除条件付き融資、そしてその内2500億から5000億ドルが不正に搾取されている。他にも4兆ドルに及ぶ間接給付金など次に消費者に資本注入するのは何だろう。」とツイートする。
経済は40年ぶりのインフレに見舞われており、消費者は貯金が有っても、今の低賃金では消費することに弱気に成っている。購買力の低下は一時的なものではない。消費者行動の最も有名な指数の中に、ミシガン消費者感情指数が在る。消費者が、これまで最も弱くなっているデータを示している。
アメリカの多くの消費者が商品を購入する場所は、アマゾンであった。アマゾンは収益鈍化し、前年比で7%の成長のみである。アマゾンの悪い四半期決算は、消費者が想定以上に弱くなっている状況を示している。
サイオン・アセット・マネジメントの創業者で、マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」(原題:ザ・ビッグ・ショート)で有名になった投資家のマイケル・バーリ氏は、今年上期の米株式相場とビットコイン価格の下落について「多重圧縮」だとツイッター投稿で表現した。次は企業業績が圧迫要因として控えているため、現在の下落局面は、まだ道半ば程度だろうと指摘した。
 バーリ氏は最近、米連邦準備制度が利上げや量的引き締め(QT)の政策を反転させる可能性があると警告していた。
 
世界的な金融危機での住宅ローン証券下落に賭けた投資で注目されたバーリ氏は、マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」(原題:ザ・ビッグ・ショート)でも取り上げられた。
  テスラ株は1年間続いた値上がり局面で約700%急騰し、今年1月26日に終値ベースの最高値883.09ドルを記録した。しかしその後は反落し、今月17日の終値は576.83ドルと高値を35%下回る水準にある。
  バーリ氏は昨年12月初めに投稿され、その後削除されたツイートで、サイオンがテスラ株をショートにしていると明らかにしており、下落への賭けは今回が初めてではない。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)発生後の安値から急激に反発する過程で、テスラ株が「ばかげた」水準にあるとバーリ氏は指摘し、株式発行による資本調達をマスク氏に勧めていた。
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