大乘入楞伽經(實叉難陀譯)斷食肉品第八(全)・・6/6大慧よ若し癡人ありて謗りて『如來は食肉を聽許せり、亦た自らも食せり』と言はば、當に知るべし是人は惡業に纒されて必ず當に永く不饒益の處に堕せむ。大慧。我のあらゆる諸聖弟子は凡夫の段食すら猶食わず、況んや血肉不淨の食を食んや。大慧。聲聞縁覺及諸菩薩尚ほ惟だ法食(如法の食物)のみ。豈況んや如來をや。大慧。如來の法身は雜食身にあらず。大慧。我已に一切煩 . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・16/42
(十四、不惜身命の用心)。
不惜身命の用心。生死病死は世間の常なり。少者すら死す。況や老人をや。健やかなる人すら頓死と云ふことあり。況や平生病身なるをや。況や大病身を苦しめ日を重ね月を踰るをや。凡そ病を受る時は必ず死すと思ひ、医師に問ひ、占者に筮しめて決定必死の病ならば強ちに薬を用ゆべからず。少しも命を惜しむべからず。倍す善根功徳を修して往生兜率を欣ふべし。兼ねてよ . . . 本文を読む