金剛般若波羅蜜經(全巻書き下し) 姚秦天竺三藏鳩摩羅什譯 ・金剛般若経の題意大師は「金剛般若波羅蜜經開題」で「(金剛般若波羅蜜經の梵字名である)バザラセイジキャハラジニャハラミタソタランの十三字は四名を詮す。筏日羅の二字は金剛と翻じ、セイジキャの三字は能斷と名け、ハラジニャの二字は智惠と名け、ハラミタの四字は已究竟と呼び、ソタランは貫線と號く。即ち此の四名を合束し一會の經目と為す。・・(唐の訳では . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・9/42
(七、内院外院荘厳の相の事)。次に荘厳の相を明かさば上生経に曰く「兜率天上に五百萬億の寶宮あり。一一の寶宮に七重の園あり。一一の園、皆七寶所成なり。一一の寶に百億の光明あり。一一の光明の中に五百億の蓮華あり。一一の蓮華化して五百億の七寶の行樹となる。一一の樹葉に五百億の寶色あり。一一の寶色に五百億の閻浮檀金の光あり。一一の閻浮檀金の光中より五百億の諸天寶女を出す。一一 . . . 本文を読む