(延喜二年902)「(醍醐天皇)、三月廿七日季御読経」(日本紀略)
(季御読経は、春と秋に国家安泰を祈願して宮中に八十から百名の僧を招き、大般若経を転読する法会。通常4日ないし3日間の法会、2日目に「引茶」という茶の接待が僧侶に対して行われ、3日目には僧侶同士の「論義」が行われる。ただし「引茶」と「論義」は原則春季のみであった。初日ないし最終日には法会と共に各寺院の得度を朝廷から賜る儀礼が行われ . . . 本文を読む
今日は道長出家の日。
「栄華物語・うたがひ」に「・・この(道長の)御悩は寛仁三年1019三月十七日より悩ませたまひて廿七日に出家させ給へば・・」。この時の戒師は後の天台座主院源。道長の法名は行観(のち行覚)。道長は高野山・金峯山寺をはじめ各地の霊場に足しげく参拝し又法華三十講も26年間続けるなど相当信仰深かったといえます。 . . . 本文を読む