天地の恩徳に報いることがひいては自家の運勢を発展させる、ということでしょう。最近自分のゴミ拾いを子や孫がまねしているのを発見して感動しました。
・報徳訓(二宮尊徳「人は天地、親、先祖等無数の恩徳によって生かされている。その恩徳に報いることが報徳であり、人の道である」)
「父母の根元は天地の令命に在り 身体の根元は父母の生育に在り
子孫の相続は夫婦の丹精に在り 父母の富貴は祖先の勤功に在り
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今日は疱瘡流行により宮中で仁王経を読誦せしめています。「日本紀略」天暦元年947(村上天皇)「九月七日戌午、名徳僧百口を屈して紫宸・綾綺両殿において三箇日を限り仁王経を転読せしむ。疱瘡の盛なるに依る也。」「日本紀略」天暦元年六月の項にも「今月以降。皰(疱)瘡多発。人庶多殤。有童謡言(わらべ歌にも歌われたくらい)」とありこのころから天然痘が多発していたことが分かります。 . . . 本文を読む
若し衆生有りて善根微少にして久遠よりこのかた煩惱深厚ならば、佛に値い亦た供養することを得といえども、然れども人天の種子のみを起こし、或は二乘の種子を起こすのみにて、設い大乘を求むことあるも、根は則ち不定、若しは進み若しは退く。或は諸佛を供養することあらば、未だ一萬劫を経ざるも、中において縁に逢いて亦た發心する有り。所謂、佛の色相を見て其の心を発すなり。或は衆僧を供養するによりて其心を発し、或は二乘 . . . 本文を読む