靖国神社九月の社頭掲示「では征きます。陸軍准尉 北村卓夫命 昭和十九年十一月二十八日 モロッカ諸島モロタイ方面にて戦死。二十八歳。広島県出身。いよいよ出発することになりました。明二十八日嘉義(嘉義市は台湾西南部の嘉南平原北端に位置し北回帰線が市内南部を通過)に向けて浜松を発ちます。途中九州の新国原に一泊、翌日は台湾です。それから先は何処の空かは分かりませんが、新しい戦場に向かふ筈です。宛名が変った . . . 本文を読む
今日は俳人加賀千代女の命日です。千代女は、安永4年9月8日(1775年10月2日)73歳で逝去しています。辞世の句は、「月も見て我はこの世をかしく哉」。
千代女は52歳で剃髪、素園と号しますが、此の時の句とされるのが「髪を結ふ手の隙あけてこたつかな」です。髪がなくなったのでそれだけ時間の余裕ができたとの句でしょう。
尼僧となってからは釈教歌ともいえる歌を多く詠んでいます。
『 ふみわけた 情 . . . 本文を読む
今日は俳人加賀千代女の命日です。千代女は、安永4年9月8日(1775年10月2日)73歳で逝去しています。辞世の句は、「月も見て我はこの世をかしく哉」。
千代女は52歳で剃髪、素園と号しますが、此の時の句とされるのが「髪を結ふ手の隙あけてこたつかな」です。髪がなくなったのでそれだけ時間の余裕ができたとの句でしょう。
尼僧となってからは釈教歌ともいえる歌を多く詠んでいます。
『 ふみわけた 情 . . . 本文を読む