福聚講

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不空羂索毘盧遮那佛大潅頂光眞言一卷

2012-06-08 | 光明真言の功徳


不空羂索毘盧遮那佛大潅頂光眞言一卷 (出典は不空羂索經二十八卷)
開府儀同三司特進試鴻臚卿
肅國公食邑三千戸賜紫贈司
空諡大鑒正號大廣智大興善
寺三藏沙門不空奉詔譯

唵 阿 謨 伽 尾嚧 左 曩 摩賀 母捺

囉麼 抳 鉢 納麼 入嚩 攞 鉢囉 韈 哆 野吽(おんあぼきゃべいろしゃのまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん)
毘盧遮那如來。爲授母陀羅尼印三昧耶神通法品。而して最第一と爲す。若し過去一切十惡五逆四重諸罪有りとも。燼然除滅す。若し衆生有りて。隨處に此大灌頂光眞言を聞くことを得。二三七遍耳根に経る者は。即ち一切罪障を除滅することを得る。若し諸の衆生ありて十惡五逆四重諸罪を具造ること。猶ほ微塵がこの世界を滿すごとくにして。身壞命終して諸の惡道に墮すとき。是眞言加持土沙一百八遍を以って。尸陀林中亡者尸骸上に散じ。或は墓上散ずること。遇く皆なこれを散ぜば。彼所の亡者。若しくは地獄中、若しくは餓鬼中。若きくは修羅中、若しくは傍生中であれども。一切不空如來不空毘盧遮那
如來眞實本願大灌頂光眞言神通威力加持沙土之力を以って。應時に即ち光明を得及び身は諸罪を除き、報捨所苦身す。西方極樂國土に往き。蓮華より化生し乃至菩提更に墮落せず。復た衆生ありて連年累月。痿黄疾惱苦楚萬端。是病人は先世の業報なり。是の
眞言をもって病者の前において。一二三日ないし毎日此眞
言一千八十遍を高聲に誦せば。則ち宿業病障を除滅することを得る。若し鬼
嬈魂識のために悶亂せられ失音不語なるも。持眞言者加持手一
百八遍。頭面を摩捫し。手をもって心の上、額の上を按じ、加持すること
一千八十遍すれば。則ち除差することを得る。摩訶迦羅神病惱をなす
者。亦た能く治遣す。若し諸鬼神魍魎之病も。五色
線索を加持し。一百八結し。其病者腰臂項上に繋ば。則便ち
除差す。若し諸の瘧病も。白線索一百八結を加持し。頭
項上に繋ぎ。及び衣著を加持すれば。即ち除差しむ。若し石菖
蒲を一千八十遍加持し、之を含みて他と相對談論せば。則ち他を
勝伏す。若し以胡椒多誐囉香。青木香小柏檀黄。
囉娑惹娜唐言小柏汁等數末。治水し棗のごとく丸め。
十萬遍加すれば。便ち當に陰乾す。若し一切鬼神病種種瘧
病を患い。或は毒藥に中り或は失音する者。當に之を水に研き藥和し。
加持一百八遍し。兩眼額上あるいは心の上に數點し。當怒加
持すれば。則ち除差す。作病鬼神若不放捨。即當頭
破如阿梨樹枝。若諸毒蟲蛇蝎螫者。以藥塗
眼即便除差又法以新米 羅。澡浴清淨著淨衣服已。以
藥和水研。加持一百八遍點米 羅眼中。奮
怒加持一千八十遍。則便起坐所問皆答。欲放者。加持白芥子水二十一遍。散米 羅
上。即便如舊。若爲貴人相請喚者。以藥點眼
當往見之。則相賓敬
不空羂索毘盧遮那佛大灌頂光眞言一卷
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