福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今、一ヶ月ぶりに滝行にいってきました

2011-05-27 | 講員の活動等ご紹介
今、一ヶ月ぶりに高尾山琵琶滝に滝行にいってきました。ここ数日は睡眠不足で自分でも体調が不安だったのですが今月は今日しか行のチャンスが無いので無理に滝行に行ったのです。

雨が今にも降りそうだったのですが幸い持ちこたえてくれました。高尾山は先日福聚講でお参りしたばかりですが一週間後のお山はまた別の表情を見せてくれました。昨夜来の雨でいっそう濃さを増した木々が山道に覆いかぶさっており、緑の長いアーチができていました。

雨のウイークデーなのでさすがに登山者はまばらです。

山道のお地蔵様に灯明、お線香をあげつつ上がりました。

滝の入口につくと大柄の若者が不動堂でお経を上げていました。今まで見たことの無い若者ですが何度か来ていると見え、お堂を出ると作法どおりに体を清めたりお不動様をおがんだりして滝に入りました。不動明王の御真言をなんども唱えて滝に打たれています。若いのに関心です。

私も若者の後不動堂に入り、時間をかけてこころゆくまでお勤めをしました。

私のお勤めがおわるころ丁度若者の行も終わりました。

崖のお不動様やお大師様に灯明やお線香を上げ、作法をして滝に入り、般若心経をとなえます。結構水温は冷たく一巻目の終わりには体が芯から冷えてきました。睡眠不足で心臓麻痺を心配したのですが大丈夫でした。

あとから滝行に来る人はいません。ゆっくりあがって体を拭き、おれいをいって橋を渡りかえってきました。

山道で数人の若者とすれ違いました。若者たちは不思議そうに「なにかこのあたりはお線香の匂いがする」といいながらあがってきました。当然ですわたしがお堂や石仏にお線香を一杯上げているのですから。内心「ここは霊場なのだから当然ですよ」とつぶやきながらすれ違いました。なぜかお線香の匂いがするという言葉がうれしく聞こえました。
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