ブレクジット・中国・ロシア・北朝鮮・韓国等をはじめとする世界の反道徳的潮流の勃興に危機感を覚えますが、古来、歴史の審判があります。
1,「國之所以存者道德也、家之所以亡者理塞也。(国の存する所以は道徳にある、家の滅びる所以は道理を忘れることによる。)(淮南子、氾論訓)」
2,「・・・若し行い、道に合わず、挙、義に合わずして而も大に処り貴に居らば患い必ずこれに及ばん。・・」(呉子)。
3、
こういう危機の時こそ日本人は日本的霊性を掘り起こさねばとおもうのです。
「群夷競い来る国家の大事とはいへども深憂とするに足らず。深憂とすべきは人心の正しからざるなり。苟も人,心だに正ければ百死以て國を守る。その間、勝敗利鈍ありといへどもいまだ遽(にわか)に國家を失ふに至らず。苟も人心先ず不正ならば一戦を待たずして國を挙げて夷に従ふに至るべし。然れば今日最も憂ふべきものは人心の不正なるに非ずや。「講孟餘話(吉田松陰)」」