福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・26/27

2024-12-06 | 諸経
観音經功徳鈔 天台沙門 慧心(源信)・・26/27 慈童仙人に成る事。秦の始皇の時慈童と云者帝王の御枕を越たり。公卿大臣等是を見て死罪に行ふべき由を奏聞す。帝王不憫に思し召し流罪にすべき由を勅定有りて酈懸山(てっけんざん)に流さるるなり。彼の山へ行くに七日七夜の間は日月を見ず。しかるに流罪の刻に帝不憫に思し召して彼の童世間の賊、財宝等は盗賊の難あるべきとて王法の秘曲たる此の二句の偈を授け玉へ . . . 本文を読む
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今日は疫病により法勝寺で仁王経を転読した日

2024-12-06 | 法話
    史料綜覧巻五 / 建治三年(1277)十二月六日庚申条 「六日庚申 自来十日三箇日 法勝寺に於いて仁王経(注1)を転読すべきの由宣下さる(注2)。 今秋己来 天下病患流布の故也<或記には春夏よりと云ふ> 死人道路に満つる者。(注3)」 仁王経について 密教大辞典によると以下のようにあります。 「・・・大師が弘仁元年十月二十七日に上表せる「国家の為に修 . . . 本文を読む
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薬師寺の安田暎胤師の説く写経の利益

2024-12-06 | 頂いた現実の霊験
写経勧進をしていた薬師寺の安田暎胤師は大法輪昭和52年7月号に写経のご利益を大要次のように書いています。「桑名の貝新の水谷新之助会長は1000巻の写経をした後お薬師様の霊夢をみて病気回復した。このほか失明の宣告をうけ自殺寸前に助けられた、20年来の神経痛が治った、不妊宣告にもかかわらず元気な男児をもうけた、などと無数の礼状が薬師寺にくる。」 . . . 本文を読む
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