『扶桑略記』(敏達天皇)
七年戊戌春(578)二月。耳聡王子。年纔七歳。燒香し數經論を披見して奏曰「黒月(月の後半)・白月(月の前半)、各八十四五日。是を六齋と為す。此日、梵王帝釋來りて國政を見る。殺生を絶つべし」と。陛下饗應し、勅を天下に降し六箇齋日は殺生を禁制す。
『扶桑略記』(敏達天皇)
七年戊戌春(578)二月。耳聡王子。年纔七歳。燒香し數經論を披見して奏曰「黒月(月の後半)・白月(月の前半)、各八十四五日。是を六齋と為す。此日、梵王帝釋來りて國政を見る。殺生を絶つべし」と。陛下饗應し、勅を天下に降し六箇齋日は殺生を禁制す。