福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

谷口さんよりお便りを頂きました

2011-03-19 | 講員の活動等ご紹介
福聚講の皆様

大変な震災のなか、ご無事でお過ごしでしょうか。
長らくのご無沙汰、ご連絡の滞りをまずはお詫び申し
上げます。
いろいろなご連絡をいただいていたのに、年明け以
降、これまでにないほどの仕事量に忙殺されており、
食べること、寝ることもままならず、なかなかお返事
できずにおり、申しわけございませんでした。
先般ご案内いただいた護国寺の会にぜひ出席したいと
思い、お返事しようとしていたところ、
今回の震災が起こり、会も延期になったとのこと、昨
日、福聚講の掲示板で知りました。

それにしても、未曾有の事態に、ただただ呆然とする
ばかりです。
が、そのような中でも、「婦人画報」今月号を予定どおり、4月1
日に発売することには変わりなく、
「がんばれ東日本」メッセージや公演紹介などの中止
の可能性のお断り文などを入れたり、
毎日、ヘルメットをかぶりながら、校了作業にあたっ
ております。

先週は本当に、私自身の周りでも、大変な週でした。
まず3月7日月曜日に、33歳の従兄弟が、1カ月前に風
邪にかかり、
肺炎から心臓疾患の重症に悪化し、急逝するという不
幸に見舞われました。
子どもの頃、白血病を患ったことがあり、そのときの
放射線治療の副作用から、
心臓に問題があったようなのですが、1カ月前までは
元気だったとのこと。
9日にお通夜、10日の告別式を終えた翌日、今回の震災
が起きました。

最近、仕事追われていて、朝の「南無大師返照金剛」
のお唱えのみで、
以前は習慣としていた般若心経を、毎晩読経できてい
なかったことを反省し、
その夜から毎晩の読経を再開したところでした。
地震が起きてからは欠かさず続けていますが、昨日見
たサイトにも高原さんからの読経のアドバイスがあっ
たので、
そこに書かれていたご真言を唱えるようにしていま
す。
なんとか、お大師様のお力で、この不安定な事態がお
さまってくれるとよいのですが…。

そういえば、うちはきちんとした神棚がないので自宅
の頑丈な本棚の上を神棚替わりにしているのですが、
地震の際、天照大御神様はじめ氏神様、箱根神社、九
頭龍神社などのお札を収めているお社が落下し、お社
の屋根が折れてしまったのですが、
同じ場所に飾ってあった高野山でいただいたお大師さ
まの御影とお札、川崎大師のお札は微動だにせず、そ
のまま無事でした。
たまたまかもしれませんが、すごい!と驚いてしまい
ました。

被災地の方々の惨状が日に日に明らかになり、人々の
命だけでなく、
私たちがふだん何気なくいただいている農産物(牛、
鶏、豚など)の命も危うくなっていると、仕事でお世
話になっている農家の方から聞きました。
たとえば岩手でも、内陸部のため震災の被害自体は軽
かったのに、
交通が遮断されているので鶏などに与えるえさがな
く、処分するしかない農家が続出しているそうです。
そういう生産者を守るために、弊誌では、がんばれ東
日本キャンペーンを展開する予定でおります。

お大師さまに祈りつつ、そうしたチャリティなどにも
協力していけたらと思っています。

それでは長々と失礼いたしました。
皆様もどうぞ安全にきをつけてお過ご
しください。
今後、都内で週末に行われる会には、できるだけ参加
したいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願
いいたします。

※護国寺が如意輪観世音さまのお寺とは知りませんで
した。
私の一番好きな仏さまなので、「宝縁会」が再開されるときに
はぜひうかがいます。


K.T
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 内田さんから海外からの応援... | トップ | 地震被災の方々への祈り・・続 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

講員の活動等ご紹介」カテゴリの最新記事