十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・13、
諸佛曼荼羅の8
第十二の大日如来は証果の総徳で(逆修日記には「十三回忌、十一月二十八日、大日如来、金大日種子バーンク、胎大日種子アーンク、大日経に曰く。無量俱胝劫、造るところの衆罪業、この曼荼羅を見れば生滅して悉く余り無し」とあり、印融の「諸尊表白集」では「夫れ法身毘盧遮那仏といっぱ、体性常住にして無始無終なり。理智普遍にして不来不去也。法界宮の尊王なり。四曼の諸仏みな加被を蒙る。智処城の教主なり。五部の聖衆ことごとく威神を輔く。これによって信心渇仰の水澄めば、五智円明の月影を宿し、観念修行の床静かなれば三妄迷闇の雲たちまちに晴る。・・九会曼荼の諸尊は早く擁護の眼を廻らし、五部羅列の聖は速やかに歓喜の唇を翻したまへ・・」)
諸佛曼荼羅の8
第十二の大日如来は証果の総徳で(逆修日記には「十三回忌、十一月二十八日、大日如来、金大日種子バーンク、胎大日種子アーンク、大日経に曰く。無量俱胝劫、造るところの衆罪業、この曼荼羅を見れば生滅して悉く余り無し」とあり、印融の「諸尊表白集」では「夫れ法身毘盧遮那仏といっぱ、体性常住にして無始無終なり。理智普遍にして不来不去也。法界宮の尊王なり。四曼の諸仏みな加被を蒙る。智処城の教主なり。五部の聖衆ことごとく威神を輔く。これによって信心渇仰の水澄めば、五智円明の月影を宿し、観念修行の床静かなれば三妄迷闇の雲たちまちに晴る。・・九会曼荼の諸尊は早く擁護の眼を廻らし、五部羅列の聖は速やかに歓喜の唇を翻したまへ・・」)