福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

除災に地元の神社仏閣を拝むことが大切

2018-09-07 | 法話
北海道胆振東部地震は他人事ではないとおもいます。今年も相次いで災害が起こりました。災害がないと自慢していた故郷岡山でも洪水が起こりました。どこでもいつでも災害が起こり得ることを改めて思い知らます。そして犠牲者がでて全国の寺々では慰霊供養をします。
しかし本当は除災の祈りが必要ではないかと思います。今朝拝んでいてそう思いました。
被災地の映像をみるといつも神社が映っています。鳥居が崩壊したり社殿が傾いたりしています。私が東日本大震災で若林区に慰霊にいったときも鳥居が砂に埋まっていました。土地を掌っておられる神様は地元の氏神様です。「神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ(御成敗式目)」といいます。また仏閣も徳を増すためにお祈りすべきところです。従って地元の神社仏閣を一体としてよくよくお参りすることが大切ではないかと改めておもいました。そして大切なことは神社でも般若心経(できれば般若心経秘鍵も)をあげることです。ただ二礼二拍手一礼のみでは失礼すぎます。二礼二拍手一礼は戦後GHQの威光で定めたものに過ぎません。戦前は自由だったのです。従ってお経をあげるのはもともと神社でも有難いことでした。(蒙古襲来時には日本国中で神社にお経をあげました)。
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