福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その55

2009-12-06 | 講員の活動等ご紹介
8月16日第2座 濃霧
夜中12時半に目覚ましで起床。短時間ながら熟睡できました。気分爽快です。舎身嶽への道は足元も見えないくらいの濃霧です。昨夜の雨の蒸気がたちのぼっているのです。まるで太龍山の呼気のようでした。明星禮の岩の上は自分の足元も霧でみえません。勿論崖下は見えません。しかしこの日はじめてきちんと岩の上で膝をのばして直立できました。下が見えないこともあり恐ろしさもあまり感じなかったのです。昨夜お大師様にきちんと百八禮ができますようにとお願いしたのがさっそくきいていただけたのです。濃い靄をだしていただいて崖の下が見えないようにしていただいたのだと思いました。なんとありがたいことかと思いました。
百八禮のあとも気分がよくしばらく座して瞑想しました。

 第2座は3時30分頃から7時すぎ頃まで修しました。行中に気がつくと虚空蔵菩薩の御真言がお不動様のご真言になっていたりしました。しかし気分よく行ができました。あまり気分がいいので自分はもしかしたら前世は行者だったのかもしれないと思いました。本尊観もありがたく修せられました。如意宝珠を室生寺や伊勢神宮展(展示の雨宝童子様がおもちでした)で拝んできたかいがあったと思いました。形がまざまざと浮かんできました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 還暦求聞持成満の記 その54 | トップ | 還暦求聞持成満の記 その56 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

講員の活動等ご紹介」カテゴリの最新記事