福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

心願成就のための祈り方

2011-10-25 | 関東三十六不動について
時々講員の方から心願成就のための祈り方如何とのご質問を受けます。いままでお陰をいただいた例や福聚講でお参りを重ねるなかで、その祈り方にきずきました。

いままでこのぶろぐでも心願成就のためには

1、古くから祈りの積み重なった神社仏閣に祈ること
2、必死でしかも長期的に祈ること
3、自分のことのみでなく「願わくばこの功徳をもってあまねく一切に及ぼし・・・」とすべての人の幸福を祈ること
などど述べてきました。
そして今回これに
4番目として六波羅蜜の実践を付け加えたいと思います。
これは福聚講でいろいろなお寺をお参りしているとき、講員のみなさんの他者を思いやるすばらしい振る舞いに触発されて感じていることです。皆さんが行っているのは六波羅蜜の実践です。お参りのときには期せずして「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」をおこなっているのです。道中で他の人に親切にすることも立派な布施ですしお賽銭を上げるのも当然「布施」です。また道中はできるだけ十善戒を守ろうとしますからこれも「持戒」です。また少々のいやなことは我慢しますから「忍辱」にもなります。参道を一生懸命歩くので「精進」、一心にお経を上げるので「禅定」、お経の意味や仏様のことを考えるので「智慧」となります。

いままで願い事が成就してきた時の自分の体験からもこの六波羅蜜も同時に行っていたのだと思い至った次第です。
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