福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その58

2009-12-09 | 還暦求聞持成満の記
8月18日夜中11時半に起床。大勢の参拝者がわたしのお参りにについてくる夢をみていました。どういう意味なのか分からないがありがたい気分で目が覚めました。早々に沐浴して明星禮にいき、2時帰堂、3時第6座入堂。
睡眠不足から何度も睡魔に襲われます。田原師の本だと睡魔に襲われたとき林のなかから般若心経が聞こえたとありますが、こちらはお堂の中でご本尊やお大師様の掛け軸のうしろでカタカタと音がして目を覚まさせてくださいます。しかし昨日の充実振りと比べると集中できず情けない限りです。なにが衆生無辺誓願度だそんななさけないことでいいのかと自分を叱り飛ばしますが睡魔は容赦なく襲ってきます。
やっと行を終え行て真っ暗なお堂から外に出ると朝日の木漏れ日がきらきらか輝いていました。これで行が完璧にできていれば言うことはないのにとおもいましたが一座ごとに行の出来具合は変わるものだと思い知りました。
 しかしお堂の掃除のときお大師様やお不動様のお顔を拝顔するとにこにこわらっておられました。そんなにおこっておられないとわかりほっとしました。
 部屋に戻ると蚊が弱って床に横たわっていたのでそっとつまんで外の青葉のうえにのせてやり光明真言を唱えてやりました。
 帰りに施餓鬼を行う切り株をみるとご飯がなくなっています。なにかがきてたべたのでしょう。以前の行者はハクビシンが食べにきたといっていましたから又きたのかもしれません。
 行の本にはよく悲壮感を感じると書かれていますがこちらは全く感じません。毎朝12時頃起きているのに日常生活の延長のようです。これも不思議な感覚でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第24番札所・雨引山楽法寺 | トップ | 草木国土悉有仏性 6   »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

還暦求聞持成満の記」カテゴリの最新記事