福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

・十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・20

2017-11-20 | 頂いた現実の霊験
・十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・20
第七章
第二節、 釈迦如来。釈迦如来は印度に生まれられ三十歳で成道せられて八十歳で御入滅になるまで顕教には華厳経・阿含経・方等経・般若経・法華経・涅槃経等を説かせられ、その奥座に秘密教の深義を含ませられた。我々が今日有難い仏教の教旨を聴くことが出来るのは即ちこの釈迦如来が出現せられて最極無上の教旨を開示せられたからである。この一点ですでに我々は日夜に釈迦如来を崇拝せねばならぬ。この釈迦如来い法身と応身の観はし方がある。印度出現の釈迦如来は衆生の願いに応じて出現せられたのであるから応身であるが、生滅もなく出没もなく三世常恒で説法し今でも日夜に間断なく宇宙の原理を説きつつある釈迦如来がある。密教のいう釈迦如来とはこの法身の部分を指すのである。胎蔵曼荼羅釈迦院はこの応身と法身といずれにも通ずる所謂不二の釈迦である。
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