冨田斅純『十三佛講話』より
「密教の根本主義なるものは、苟も宇宙に存在するものはその存在の理由があるものである、存在する以上は宇宙の全存在に必要なものである、全存在に必要なものであればみだりにこれを捨つる理由はない。故に如何なる信仰もこれを絶対的に排除すべきではない、その信仰を開発利用してより高い程度に進めさえすればよいのである、というものである。」
(よく一神教だからといいって他の宗派を排斥することがありますが、本当に自分の信ずる神が唯一神と信じているならば他の神仏はその下にいることになりますからなにも排斥する必要は全くないことになります。「よしよし唯一神の下働きをしてくれてありがとう」といっておおように構えていればよいだけです。唯一神に合わずとといって他の神仏を排斥するのはまったく論理矛盾の極みです。自分の信ずる唯一神に自信のない現れでしょう。)
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