二月一日は古来特別の日とされていたということです。
年中行事覚書・柳田国男「二月朔日はことに名が多く、並べ正月、重ね正月、二正月ともヒシテ正月とも、またひと日正月ともいう処があって、この一日だけが多くは休みであった。太平洋に面した奥州一帯には、これを蔦の年越とか、小松正月とかいう名が残っているが、その意味はまだはっきりしない。私などの想像では、もとは二月の八日という日の節供のために、もう前月の末から準備を始めたことが、この日の儀式の目的だったかと思うのであるが、後々二つの日を引離して、特に朔日の方を重んずるようになったらしい。
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