今日は十斎日で六斉日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守 . . . 本文を読む
「迷人は方に依るが故に迷うも、若し方より離るるときは、則ち迷うことあること無し」馬鳴『大乗起信論』(心が迷うが故に三界は城のように出口がなくなる、心の真実の在り方をさとれば十方は空、ということ。大乗起信論では外でなく心にこそ真理があるとする。) . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・7
三藏の云はく、「余、金剛智三藏によって此五字を伝へて信を起こし、之を修して千日に及ぶ。秋夜の滿月において忽然として除蓋障三昧(じょがいしょうさんまい、)を得、云云」 。茲によって弟子、此の祕訣を聞くことを得て深信 し多年之を修して既に初位(初地の位における除蓋障三昧)の三昧を得たり。有信の禪徒、疑惑を生ずることなかれ。若しva@m(ヴァン・覚鑁のこと)が言、虚ならばこれを修 . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・6
一切衆生の色心の實相は無始本際より毘盧遮那の平等智身なり。色とは色蘊、開いて五輪と為す。心とは識大、合して四蘊と為す。是れ則ち六大法身法界體性智なり。五輪各の衆徳を具す。故に名けて輪と為す。體相廣大なれば稱して大の名と為す。五佛は自覺覺他の故に名けて佛と為す。五智は簡擇決斷の故に名けて智と為す。色は不離心なれば五大即五智なり。心は不離色なれば五智即五輪なり。色即是空なれば萬 . . . 本文を読む
先ほどオウムの犯罪者が処刑されたとのニュースがありました。
オウム事件をきっかけにセクトとはなにか?が問われてきました。
国民議会「フランスにおけるセクト(カルト)教団」 セクト調査委員会報告書(1995年)のセクトの基準には
「・精神的不安定化 ・経済的要求に関する抑制の欠如 ・出身環境との断絶への誘導 ・身体的完全性に対する侵害 ・子供の取り込み ・反社会的傾向を帯びた言辞 ・公の秩序に対する . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・5
五輪の名、又た頂輪・面輪・胸輪・腹輪・膝輪と名ずくるは行者によって名を立つ。金剛界にはva@m(ばん)字の一字を以て變じて五輪を成じ、胎藏界にはaあ字の一字をもって五輪を現ず。或は共じてavarahakha(あばらかきゃ)をもって五輪世界を成ず。若し行者に約せば白淨信心をもって五輪種子と為す。白淨信心とは淨菩提心なり。是れ則ち如實知自心なり。竪には十重の淺深を顕し横には塵數 . . . 本文を読む
気学で悪方向に移転した、四柱推命・手相占い等で不安なことを言われた・・等々、心配する人がいます。結論から言えば今の日本でこういういわゆる占いを正確にできる人がいるとは思えません。占者はそれぞれ自堕落な勝手気ままな生活を送っていて、金銭の為あるいは自己宣伝のために勉強不足で中途半端なことを言って人心をかく乱させているのみと思われます。自分の経験でも気学では方位についても全く反対の方位をすすめられるた . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・4
第二に正入祕密眞言門とは、此に三門あり。
一には身密修行門。二には語密修行門。三には意密修行門なり。
今且らく語密修行門について亦た三門あり。一に誦持門、二に觀字門、三に解字門なり。
誦持門とは懃ろに其明を暗誦して文句をして謬誤せしめざるが故に。
觀字門とは明の字字の形相を観ずるが故に鼻端に(梵字の)オン字を観じて後夜分において菩提を得るがごとくなるが故に。
解字門とは一一 . . . 本文を読む
流水灌頂
密教大辞典には「流灌頂として流水灌頂ともいふ。光明真言、諸陀羅尼、地蔵あるいは弥勒の名号を書きたる卒塔婆・六波羅蜜卒塔婆等を流水の上に建て、旗を作りて懸け、読経修法の後、これを水中に流して法界の衆生に廻向するを云ふ。・・・この法は有縁無縁の亡者に廻向するために修するも特に水死者・難産にて死せし婦人の為、魚類供養のため等に修す。盂蘭盆月にこれを行ふ風習今尚さかんなり。いま灌頂と称するは旛を . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・3
問。前の九種の教道の佛と後の一種の眞言證道の尊と何の差別かある。(異生羝羊・愚童持齋・嬰童無畏・ 唯蘊無我・ 拔業因種・他縁大乘・覺心不生・一道無爲・極無自性と祕密莊嚴との違い)
頌に曰はく
顯佛は倶に無明にして明にあらず、 密佛は迷妄を盡くして餘り無し。
顯教は應化二身の説、 密教は法身一佛の説なり。
顯教は隨他意(相手により法を説く)の教を立て、 . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋・・2
第一に擇法權實同趣門とは、若し此の最上祕密不二大乘に入って修行せんと欲する者は、先ず須からく深般若心(般若に実相般若(理)と観照般若(智)あり、深般若は後者をあらわし、智慧により各教を比較して真言密教を得ることをしめす)を発起すべし。然して後に當に三密行を修すべし。若し善男善女あって纔わずかに此の門に入る者は、則ち八萬四千の迷軍は黨を率して歸伏し、一百六十の妄賊(大日経に言 . . . 本文を読む
五輪九字明祕密釋一卷( 亦は頓悟往生祕觀 と名つ゛く)興教大師撰 ・・その1
竊ひそかに惟おもんみれば二七の曼荼羅(胎大日の種子の「ア・バ・ラ・カ・キャ」の五字曼荼羅と阿弥陀小呪の「オン・ア・ミリ・タ・ティ・セィ・カ・ラ・ウン」を九字曼荼羅としたもの、合わせて14)は、大日帝王の内證、彌陀世尊の肝心、現生大覺(即身成仏)の普門、順次往生(本来の意味は「この世が終わり順を追ってあの世でさとること」 . . . 本文を読む
今日は十斎日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守り、一日 . . . 本文を読む