各宗佛教 和讃壹千題 全 西国 日蓮 光明真言 地蔵 善光寺 花和讃 観音和讃 施餓鬼和讃 西国三十三和讃 鎌倉よろずやクリエーター情報なし鎌倉よろずや . . . 本文を読む
山田無文老師のことばです。
「科学が発達しすぎて人間は作る喜びを機械に奪われてしまった。しかしまだ作るものはいくらでもある。俳句を作ろう。短歌を作ろう。画をつくろう。温かい言葉を作ろう。やさしい笑顔をつくろう。そしてよい人間関係と平和な世界をつくろう。トルストイの最高の傑作は彼の顔といった人がいるが、死ぬまでによい顔を作ろう。」
先日遷化された護国寺貫主岡本永司猊下は「熙怡微笑」(きいびしょう . . . 本文を読む
村上春樹氏は以前カタルーニャ国際賞の授賞式で行ったスピーチの中で、 「今回の福島の原子力発電所の事故は・・・私たち日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、自らの国土を汚し、自らの生活を破壊しているのです」といいました。ここには今までここで述べてきた「国家危機を救う仏教原理『成就衆生浄佛国土』」の考え方が色濃く出ています。主要部分を引用します
「・・・日本語には無常(mujo)と . . . 本文を読む
十善業道經
大唐于闐三藏實叉難陀奉制譯
如是我聞。一時佛、娑竭羅龍宮にいまして、八千大比丘衆三萬二千菩薩摩訶薩と倶なりき。爾時世尊龍王に告げて言く。「一切衆生心想異るが故に業を造ることも亦異なり。是の故に諸趣に輪轉すること有り。龍王、汝此會および大海中に形色種類各別なるを見るや不や。是のごとく一切は心によりて善と不善とを造らざるなし。身業と語業と意業との致すところなり。而も心は無色にして見取すべか . . . 本文を読む
問、お蔭を受けるべく祈って、お蔭を得られないのはなぜか?
法然上人の答え、いのってもお蔭を受けられないと言うが、お蔭があるということは仏の嘘ではない。自分の思ったようにならないからといってお蔭がないとは言えないのである。しっかり拝めば必ずお蔭はある。観音様を拝んでも、一心に拝めばお蔭はある。もし一心に拝まなければお蔭はない。むかしの佛縁のあつき人は、定業すら転ずることができた。むかしもいまも佛縁の . . . 本文を読む
弘法大師の護国精神 別所弘因(智山学報)・・・
大師が高野山を「鎮國安民の道場」となし、東寺を「教王護国寺」と称し、かの高雄山を「鎮護国祚寺」と号せられたのも如上の精神(護国の精神)からである。
東寺について考えるに・・・その下賜された趣旨は「東寺毎年安居し守護経を講ずべき表」のなかに「それ東寺は遷都のはじめ国家を鎮めるため柏原先朝建立の所なり。乞う・・禍を転じ福を修し国を鎮め家を護らんことを . . . 本文を読む
「弘法大師の護国精神 別所弘因(智山学報)」によると「金剛峰寺建立の最初に鎮守を勧請する啓白文」「高野四至啓白文(注1)」「高野建立初結界啓白文(注2)」等の請文によって高野山開創のご精神は充分察知しえられる。所詮それは四恩奉答の徹底であり、護国精神の強化であった。密教護持と国体曼荼羅完成への根本道場こそ実に高野の全貌なのである。
注1、高野四至啓白文「・・この勝地についていささか伽藍を建て、金 . . . 本文を読む
大師の「高野建立の初めの結界の啓白の文」です。
「高野建立の初めの結界の啓白の文」
「沙門遍照金剛、敬って十方諸仏、両部の大曼荼羅海会の衆、五類の諸天及び國中の天神地祇、竝に此の山中の地、水、火、風、抜済せしむ空も諸鬼等に白さく。
夫れ形あり識(こころ)有るものは必ず佛性を具す。佛性法性法界に遍して不二なり。自身他身一如と與にして平等なり。
之を覚るものは常に五智の台(うてな)に遊び、之に . . . 本文を読む
今日1日から8日まで禅宗寺院では臘八大摂心が行われます。12月8日に悟りを開かれたお釈迦さまの境地を追体験するために行われます。「日本国先代、曾て仏生会・仏涅槃会を伝う。然而ども、未だ曾て仏成道会を伝え行わず。永平、始めて伝えて已に二十年。自今已後、尽未来際、伝えて行うべし。『永平広録』」 . . . 本文を読む