「宗教が人間の性格に実らせるふくよかな果実をあらわす集合名詞は聖徳(Saintliness)という言葉である。聖なる人間とは霊的な感情をいつでも人格的エネルギーの中心としているような人のことである。(W・Rイング博士は『キリスト教的神秘主義に関する講演』の中で次のように言う。「すぐれた聖徳を備えた人々が我々に語る言葉の内容が互いに非常に似ていることに諸君は気付かれるであろう。彼らは我々に向かって異 . . . 本文を読む
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三代実録 / 貞観五年(863)正月廿一日甲申条
「廿一日甲申 停内宴 以天下患咳逆病也」
(廿一日、内宴を停止した。世の人々が咳逆病を患っているからである。
天皇は清和天皇。内宴(ないえん)とは、平安時代に1月下旬に内裏にて行 . . . 本文を読む
坂村真民「その人」
「 暗い日々の 暗い夜々の
半盲のあけくれのなかにも
消えてはともり ともっては光るものがあった
その人の名を呼ぶとき
その人を念ずるとき」
これは坂村真民さんんが実際に盲目になりかけた時の詩のようですが、「人生の暗闇」を象徴していると考えてもよいと思います。私も幾度も人生の真っ暗闇に出会いましたが、此の詩を知っていればもっと早く立ち直れたのにと思い . . . 本文を読む
日本紀略弘仁十四年823一月「廿日丙子、新銭百貫を大和國に賜ひ益田池築料に苑つ」大師の「大和州益田池碑銘并序」です。「大和州益田池碑銘并序 若夫、感星銀漢下し灑(そそ)ぐ功深し、湖水天池、上り潤すの徳普し、故に能く屮芔(そうき・・草)これによりて鬱茂たり、蟲卵これに頼りて長生す、八氣(はっき・・八紘の気で寒暑を出す)播殖し、五才(五行)陶冶するがごときにいたっては、北方之行、偏に其の最に居り、坎( . . . 本文を読む
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三代実録 / 貞観十四年(872)正月廿日辛卯条
「廿日辛卯 是月 京邑咳逆病発 死亡者衆 人間言 渤海客来 異土毒気之令然焉 是日 大祓於建礼門以圧之」
(廿日、この月、京邑で咳逆病が起こり、死亡者が多くあった。 . . . 本文を読む
・今日1月19日は嵯峨帝より大師に東寺が下賜された日です。高野大師御広伝に「弘仁十四年正月十九日、東寺を以て永く大師に給う。勅使藤原朝臣良房、請来法文曼荼羅道具等、幷に公家奉書一切経論等、大経蔵に納める。その後、(嵯峨)天皇大師を主として灌頂を受ける・・」とあります。大師の御遺告には「・・但し、弘仁の帝皇、給ふに東寺を以てす。歓喜に勝えず、秘密の道場と成せり。努力努力他人をして雑住せしむることなか . . . 本文を読む
西国三十三所草創1300年記念事業は今年12月18日(金)終了予定でしたが、2022年3月31日(木)まで延長されるとのことです。今年こそはお参りできるといいと思います。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact . . . 本文を読む
1月17日ダライ・ラマ法王が「リーダーシップと幸福」についてハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の教授アーサー・ブルックス氏や学生たちに法話されています。http://www.dalailamajapanese.com/videos/leadership-and-happiness
法王は「現在の世界の教育システムが間違っており、各種分断を生んでいる・・」等と当方も以前から強く感じているお話 . . . 本文を読む
初甲子とは
以下、密教辞典・仏教行事催事記等に依ります。
大黒天の縁日は甲子の日で、年に六回あるので六甲子と称し、最初の甲子を初甲子といい、子の月の十一月の甲子とともに重んじられる。大黒天は大国主命と同一視されて大国主命が鼠に救われた(大国主命が野原で火を放たれたが鼠に助けられた,古事記等)ことから甲子を大黒天の縁日とする。
初甲子・初大黒・大黒祭ともいい、大黒天を祭る寺院で . . . 本文を読む
今日はブログにも出しましたが滅多にないお目出たい有難い日なので、一週間ぶりに道路掃除に出かけました。いつも掃除するバス停や駅前の植え込みなども最近はいつも誰かかが掃除しているらしくピカピカなので今日もゴミなどないだろうと思って出かけましたが,案に相違して駅前にはパックに入った餃子の食べ残しや紙切れが多数散乱し、バス停にも飲み残しの大きな缶酎ハイが三本、コーヒーのタンブラー、たばこの吸い殻も無数に散 . . . 本文を読む