内子駅は高架駅であった。
TSE車とは振り子DC特急の初期の試作車。ヘッドマークが無い。
内子駅を降りたら何だか古いボンネットカーが居た。
「ちゃがまる号」 乗った。
内子の観光バスなのだ。
「ちゃがまる」とは方言で「壊れる」ということ。
内子は八日市・護国の街並みが残る。
江戸から明治の商家が並ぶが、一軒一軒違うのがミソ。
内子駅前。駅前は何もない。C12が居るだけ。
実は以前は内子線という盲腸線があり市街地に内子駅があった。
比較的近年赤字で廃止された。
しかしその線の一部を使い予讃線のルート自身も大幅に変更し、
ある部分は新設した。
その新設部分に高架の(新)内子駅を作ったので駅前には何も無いのである。
内子線という盲腸線を走る列車が無くなったのだが、予讃線の1部分は
法律上はまだ内子線なのである。ややこしい。
松山まで特急「宇和海」に乗る。
松山駅で8000系を撮る。この車両は振り子電車。
最高速は160キロの高性能。(営業は130キロ)
海外にも振り子技術が輸出されている。
「JR四国方式」と呼ばれている。オーストラリアの狭軌線が有名。
振り子車は北海道も有名だが方式が違う。
いずれにせよカーブの速度がすごく速い。ジェットコースターのようだ。
以前イタリヤからスイスに向かう振り子特急に乗ったが180キロの最高速でぶん回すものだから気持ちが悪くなった。
このキハ32というのは初めて見たかもしれない。
松山駅前。
リムジンバスで空港へ向かう。所要15分である。
四国は良かった。
人情が明るかった。