SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

松山へ

2006-10-04 | 旅行
退社の後も送別会があり楽しく飲んだ。
この日集まったメンバーとの飲み会はこれからも続く。
私の退職の話よりビッグな話があり大いに盛り上がり、私以外は二次会へ。
私は翌日の早朝の飛行機で松山へ向かうので先に失礼した。

土曜日は早朝から家族と女房の職場の5名で松山に向かった。
この日、松山で福祉の大会があるので私と子供以外は仕事だ。
私はその間子守である。

実は松山行きは2年前から家族で予定していたが、いろいろな理由で
キャンセルになっていた。
私は小さい頃から、それこそ小学生の頃から放浪していたので、
全国の都道府県はほぼ制覇してしまっていた。
私がみんなから放浪癖があると言われたのもその通りなのだが、
当時、空前のSLブームで子供達が日本中をウロウロしていたのだ。
それも親なしで。大概は友人とだ。
松山に行かなかったのはよくは覚えていないが、
無煙化が比較的早かったのと、大型機が居なかったのもあるのかもしれない。
何せ大阪周辺にもD51等の大型機がたくさん居たのだ。
今回の松山で全都道府県制覇である。

さて今回の楽しみの一つは伊予鉄道だ。
松山には市内電車(といっても公営ではなく私鉄)、郊外電車の両方を
伊予鉄道が運営し、都市間をJR四国が担う。
人口は52万人も居るなかなかの大都市だ。岡山にも比肩する。
かねてから市内電車(チンチン電車)が走る街は活気がある街だと思っている。
広島、岡山、高知、長崎、鹿児島、大阪阪堺電車、京都京福等々で
西日本が元気である。特に岡山は路線を延ばした。

というわけで電車ネタになるとどうも前置きが長くなってしまいます。


いきなりのお迎えは「坊ちゃん列車」だ。
さすがに蒸気ではなくディーゼル駆動だが、
市内を堂々と走る様はちょっと驚き。


道後温泉駅。


駅前風景。
坊ちゃん列車は待機中は撮影場所に入線している。
サービス満点。


福祉の全国大会会場まで、坊ちゃん列車に乗る。
車掌さんが説明してくれる。


この列車は他に1組の親子だけだった。


車内は木造で凝っている。
長男は何を想う。


途中で女房と別れ、我々3人は終点まで行く。
さて終点の松山市駅でSL部分は予想もしない動きをした。
なんと狭い場所で方向転換をしたのだが、ターンテーブルもなく
どうやら自分で浮き上がって180度転回しているのだ。
これは驚いた。
油圧か何かで浮いたのか、撮影に夢中で不明。


方向転回して新しい客を待つ。
隣の最新鋭車両と並ぶとなんだかおかしい。


松山市駅から伊予鉄道の郊外電車で高浜へ向かった。
なんとなく終点が海だったので行ってみた。
この駅は木造でよくぞ普通に使われているものだと驚くが、
どの駅もバリアフリー化され、大きな駅はエレベーター、エスカレーターが
完備され、高架もあり、松山市がバリアフリーや福祉に力を入れているのが
よくわかった。
高浜駅はこのように古いがそもそもバリアフリーなんである。(笑)


海岸で遊ぶ。
自然と戯れると本当に楽しそう。


これはエイか?


瀬戸内海は本当に美しい。




教えなくとも自然に重心をとるのだ。


市内に戻る。
車両は京王のお古だ。
名車5000系。


大手町という駅で下車。
ここは何と郊外電車と市内電車が平面交差するのだ。
しかもたまたま坊ちゃん列車がやってきた。
パパ興奮!


松山市駅で乗り換え。
坊ちゃん列車はお遍路さんでぎゅうぎゅう。


会場へ迎えに行く。
このころ次男が寝ており移動は大変。


夕方になってきた。
車両はナニワ工機製の純国産。
美しいデザイン。


言わずと知れた道後温泉本館。
横は道路工事が始まっており、この風情はもうじき無くなってしまうかも。
道後温泉は湯温が相当高い。
どこも43℃はあるようだ。
単純アルカリ泉で、とにかくあがってもいつまでも汗が出る。




コメント (4)
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