iPodでロックを聴いていたが、大井町駅でしっかり降りた。
集中していたが、いつかのように狐に呼ばれていなかったのか、
ふつうに降りたのだ。
ただ、まったく寒くなく、むしろコートが要らないぐらい暖かい夜だった。
最近のiPod nanoはPCから電源供給を受けるようになっており、
いちいちPC接続で充電するのが面倒だ。
そこで、大井町のヤマダ電機でアダプターを買った。
980円程度でiPodをコンセントから直接充電するアダプターはたくさん売られていた。
大井町のヤマダ電機はご他聞にもれず巨大だ。
丸井や役所の入っていたビルをそのまま使っている。
最近はどこの駅前も、デパートや丸井やスーパーがヤマダ、ヨドバシ、ビックといった電気店に替わっている。
しかし、もう多すぎだろう。
ダイエーが店舗を多く持ち過ぎて破綻したような二の舞にならなければ良いが。
さて、店を出るときに裏側に出たのが運の付きだ。(運がいいのかもしれないが)
ちょっと遠回りして帰ろうと思い、あまり歩いた記憶の無い方向に歩き始めた。
時間は22時前だ。
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大井町の南方海側の地区は、住宅が密集しており、道も狭く、
袋小路が多い。
旧東海道にも近いのか、整備がされているわけでもなく、楽しい。
1時間ほど歩き回り、それから、東海道線の踏み切りを内陸側に渡り、
下神明駅を目指してみることにした。
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大井町も再開発が始まる。
古い商店街の目の前に巨大なビルが建設されていたりする。
10年後は様変わりしていて、なんとも味気ない町になりそうだ。
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古い道と、新しい道が混在しているため、交差点が複雑だったりする。
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「歌えば楽しい、スナックさくら」
なんて、私が参加するバンドのボーカリスト「さくらさん」を思い出して撮ったりする。
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「さくらさん」を思い出したら、iPodでおもむろにカルメン・マキを聴きだす。
人通りの少ない道を大音量でカルメン・マキを聴いていると、
すでに頭の中は1970年代にタイムスリップしている。
時々、写真を撮りながら歩く。
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1970年代の曲ではないのだが、彼女の「1999」という曲を聴いていたら、
もう止まらない。
何回もリピートしている。
戦争を思い出して、こんな平和ボケした世の中でいいのか、危険は迫ってるんじゃないのか・・・
みたいなカルメン・マキ作詞の世紀末の曲だ。
まるで2001年9月11日のワールドトレードセンタービル崩壊を予言したかのような
歌に思えた。
誰も居ない町をひたすら歩く。
時折、古びた建物を見つけては写真に撮る。
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一体どの辺りを歩いているのかわからない。
でも、なるべくなら長い時間、大きな音でカルメン・マキを聴いていたい。
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なぜだか、古い建物が次から次に現れる。
いつの間にか、横須賀線の踏み切りを渡り、見知らぬ場所へ進んでいる。
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広い国道を渡り、いつの間にか中延商店街を歩いている。
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まだ聴き足りなかった。
結局、その後15分ほど歩き、荏原町駅に着いた。
初めて改札をくぐったのだった。
思えば、東急大井町線で乗り降りしたことのない唯一の駅だったのだ。
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SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)
集中していたが、いつかのように狐に呼ばれていなかったのか、
ふつうに降りたのだ。
ただ、まったく寒くなく、むしろコートが要らないぐらい暖かい夜だった。
最近のiPod nanoはPCから電源供給を受けるようになっており、
いちいちPC接続で充電するのが面倒だ。
そこで、大井町のヤマダ電機でアダプターを買った。
980円程度でiPodをコンセントから直接充電するアダプターはたくさん売られていた。
大井町のヤマダ電機はご他聞にもれず巨大だ。
丸井や役所の入っていたビルをそのまま使っている。
最近はどこの駅前も、デパートや丸井やスーパーがヤマダ、ヨドバシ、ビックといった電気店に替わっている。
しかし、もう多すぎだろう。
ダイエーが店舗を多く持ち過ぎて破綻したような二の舞にならなければ良いが。
さて、店を出るときに裏側に出たのが運の付きだ。(運がいいのかもしれないが)
ちょっと遠回りして帰ろうと思い、あまり歩いた記憶の無い方向に歩き始めた。
時間は22時前だ。
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大井町の南方海側の地区は、住宅が密集しており、道も狭く、
袋小路が多い。
旧東海道にも近いのか、整備がされているわけでもなく、楽しい。
1時間ほど歩き回り、それから、東海道線の踏み切りを内陸側に渡り、
下神明駅を目指してみることにした。
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大井町も再開発が始まる。
古い商店街の目の前に巨大なビルが建設されていたりする。
10年後は様変わりしていて、なんとも味気ない町になりそうだ。
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古い道と、新しい道が混在しているため、交差点が複雑だったりする。
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「歌えば楽しい、スナックさくら」
なんて、私が参加するバンドのボーカリスト「さくらさん」を思い出して撮ったりする。
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「さくらさん」を思い出したら、iPodでおもむろにカルメン・マキを聴きだす。
人通りの少ない道を大音量でカルメン・マキを聴いていると、
すでに頭の中は1970年代にタイムスリップしている。
時々、写真を撮りながら歩く。
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1970年代の曲ではないのだが、彼女の「1999」という曲を聴いていたら、
もう止まらない。
何回もリピートしている。
戦争を思い出して、こんな平和ボケした世の中でいいのか、危険は迫ってるんじゃないのか・・・
みたいなカルメン・マキ作詞の世紀末の曲だ。
まるで2001年9月11日のワールドトレードセンタービル崩壊を予言したかのような
歌に思えた。
誰も居ない町をひたすら歩く。
時折、古びた建物を見つけては写真に撮る。
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一体どの辺りを歩いているのかわからない。
でも、なるべくなら長い時間、大きな音でカルメン・マキを聴いていたい。
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なぜだか、古い建物が次から次に現れる。
いつの間にか、横須賀線の踏み切りを渡り、見知らぬ場所へ進んでいる。
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広い国道を渡り、いつの間にか中延商店街を歩いている。
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まだ聴き足りなかった。
結局、その後15分ほど歩き、荏原町駅に着いた。
初めて改札をくぐったのだった。
思えば、東急大井町線で乗り降りしたことのない唯一の駅だったのだ。
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SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)