先週、ショッキングなことがあった。
名門サーブ社が事実上倒産してしまったのだ。
未曾有の大不況でGM社が破産寸前で、その100%子会社になっていた
スウェーデンのサーブ社が先に手を上げてしまったのだ。
国としては救済をしないようだ。
SAABといえば、子供の頃は、まず戦闘機に憧れた会社だ。
サーブ・ビゲン、ドラケンといったちょっと変わった形の
すごい軍用機だった。
これまたちょっと変わった形のクルマは、バブル期には
随分流行ったものだ。
特に900の革張り内装は、スノッブ気取りにはもってこいのクルマだった。
他にも93、96やソネットは強烈にオリジナリティーのあるクルマだった。
スポンサーがついてくれることを祈るばかりだ。
大柄な2ドアクーペというスタイルが好きだ。
無駄に大きいのがいい。
日本はこれを小型化して、セリカ等を出した。
今こそこういうキュートなクルマが欲しい。
見た目も素敵だが、音が格別なアルファ。
次男が撮ってくれ撮ってくれという。
整備中だったが、快く撮らせてくれた。
オーナーもクルマ好きなのだから、4歳児のお願いを嬉しく思っていたかもしれない。
これは現代の車だ。
FIATのムルティプラは前列3席、後列3席のため、車幅がすごく広い。
ホンダのエディックスも同じコンセプトだが、グラスエリアが異様に広くとってあったり、リアの切り方のデザインがオリジナリティに溢れていたりする。
初代のフロントデザインはものすごく個性的で、まるでナマズかアンコウのようだったが、そこは一般的なものに変更された。
あれはあれで好きだったのだが。
しかし大胆である。
SONY α900、タムロンA09、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)