
関空に行くために紀州路快速に乗った。
直通ではないのだが、日根野駅で乗り換えればよい。

阪和線は激速というイメージがあったので、先頭車で運転席と線路をにらめっこしていた。
その日はずっと運転席の後ろに居た日だった。
ただ、阪和線はそれほど速度を上げなかった。
100km止まりで少し残念。
南海本線が110kmで走行するので、意外だった。

日根野駅に到着、下車。
関空への入り口の駅としては寂しい感じ。
ここは阪和線の車庫がある駅で、たくさんの車両が所属している。
ただ、駅はとてもシンプルだ。

関空へ行きたいので乗り換えるのだが、そのへんの案内は特に見当たらない。
とても淡々としていて、どこで待てばよいのか不安になるほどだ。
関空へ行く電車はしばらくなさそうだ。
103系がふつうに主力電車だ。
それは楽しい。

田形の窓が懐かしい。
もうなかなか見ることはできなくなってしまった。

やってきた関空行きの快速はガラガラだった。
南海のほうが安心感があるかもしれない。


関空は新しいので施設はきれいだ。
喫煙室も広く、椅子まである。

帰りのJAL羽田行きは、なんとエンブラエル170だった。
まだ就航したばかりの新しい機材で、新品のにおいがプンプンした。
ブラジル製の小型機がJALに就航するなんてかつて考えもしなかった。
小型化で効率を上げようという施策なのだろう。
座席は総革張りでひじょうに快適だったし、CAの対応も明るくて素晴らしかった。
写真は降りるときに快く撮影させてもらったのだ。
JALの今後はどうなっていくのだろう。
LCCが当たり前になっていくこれからの時代、法人相手の殿様商売では、
アメリカの二の舞になるのは誰でも想像がつく。
いつか中国の航空会社に買収されるなんてことにならぬように
しっかり再生してほしいものだ。
JALの経営はずっと前から時代遅れだった。
でもJALは日本を代表する世界の顔なのだ。
しっかりしてほしいものだ。