
仕事が終わって、市電で帰る。
と思ったが、行先が上熊本行きだったので、乗り続ける。
まあ、どうせ行ってみたかったんだけど。
床が木である。
思わず撮った。
乗客に気が付かないように。
右上の紙袋は熊本で知らない人は居ないデパートの袋。
日本最大級、70000㎡越えの巨大な鶴屋さんだ。

B系統の終端、上熊本駅に到着。
この駅は屋根付きで、車庫が併設されている。

台車は何と近畿車輛のKD201ではないか!
そして、この1350形は昭和35年製であることを意味しているナンバーなのだ。
私と同じ年に生まれたのだ。

上熊本駅は交通の要衝だ。
市電、バス、JR、熊本電鉄の4つが集結しているのだ。

市電、バス、JR、熊本電鉄は全部、隣接していて見渡せる。
JRで帰ろうと思うが、その前に熊本電鉄名物、元東急5000を待つ。
オリジナルと同じグリーン。
東急5000系は昭和29年のデビュー。
もう60年近い車歴だ。
なのに、熊電には現役で走っているのだ。
日本中に譲渡されたが、走っているのはここだけだ。
すごいことだ。

車内の様子。

反対側は切妻になっていて運転台が付けられている。
これが見れて幸せだ。

JRの上熊本駅に行く。
熊本駅まで戻って、市電でホテルに行くのだ。
鹿児島本線は30分毎の運転。
熊本電鉄を同じ本数だ。
817系の2両編成がやってきた。
たった2両なので混雑していた。
写真は熊本駅。

これは815系。

ちょうど、豊肥本線も三角線も居た。
写真は豊肥本線の豊後竹田行きのキハ47系。
ディーゼルエンジンのガラガラ音が熊本駅に響く。
たまらんなあ。
これに乗って、九州を横断したい。
これも夢である。

こちらは三角線の2両編成。
キハ31形+キハ40形だ。
乗客の人気は31形に集中していた。
座席が良いからだろう。
たった30分弱でいろいろ楽しめた熊本駅だった。

夕食。
それらしいものを食べた。
大体、チェーン店なんだけどね。

部屋から。
夜もTVも見ないで、市電を見ている。
楽しい。

たまには、こういう感じで撮ってみる。
昭和35年生まれの同期だから。
ちょっと老兵っぽくね(笑)。
(つづく)
SONY NEX-6、SONY E 55-210mm F4.5-6.3 OSS 、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS