The Band 「The Last Waltz」デジタル・リマスター版を見に行った。
映画館は下高井戸の名画座のような映画館。
ロードショー館では無いので1300円だった。
見たのはデジタルリマスターされたThe Last Waltz。
公開40周年記念上映とのこと。
確かに映像も音声も綺麗だった。
https://lastwaltz.net-broadway.com/
発売当時は高校生から大学生の頃で、かなり好きなバンドであった。
勿論、映画も観た。
The Bandを好きな人は、ブリティッシュロック好きにはあまりいなかった。
フォーク寄り、カントリー・ブルーグラス寄りの人は聴いていた。
10代でThe Bandを好きな人は渋い好みだなあと感じたものだ。
私はブリティッシュもアメリカンもJAZZもフュージョンもクラシックも何でも好きだっから聴いていた。
特にガース・ハドソンはロックバンドには居ないタイプの風貌だった(笑)。
やってる音楽は地味だが、フロントのロビー・ロバートソンとリック・ダンコはアイドル的なハンサムさで、
女性にファンは多かった。
ドラムのレボン・ヘルムは独特の格好で叩きながら歌うのだが、有名曲は彼の歌の場合が多かった。
そして、レボンだけがアメリカ人で、他の4人はカナダ人のバンドであった。
なぜだか、アメリカ南部のアーシーな感じで、それはボブ・ディランとのセッションなどでより強調されたか。
主にピアノとヴォーカルのリチャード・マニュエルは最初からなんとなくヘベレケな感じがして、歌はすごく上手いのだが、
酔っ払いのおじさんみたいな老け方を感じたら、やはりアル中、しゃぶ中で、一番最初に亡くなった。
現在健在なのはやはり真面目なガース・ハドソンとロビー・ロバートソンだけ。
リック・ダンコはやはりかなりの薬物好きでおそらくそれで死亡、レボン・ヘルムは癌を患っていた。
映画の最後のコンサートのゲストはあまりにもすごい。有り得ないメンバーだ。
We Are The Worldの次にすごいかな(笑)。
ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ニール・ダイヤモンド、
リンゴ・スター、ロン・ウッド、ドクター・ジョン、ポール・バターフィールド、ロニー・ホーキンス、マディ・ウォーターズ他
それに加えて、当時は知らなかったが今では誰でも知ってるマーティン・スコセッシが監督だ。
今回の上映館の客層でさらに驚いた。
50代60代の男性ばかりと想像していたら、半分以上が私と同年代の女性であった。
当時、こんなに女性ファンが居たっけ?
でも、リック・ダンコが好きっていう女子は居たなあ。
金曜日で上映は終了、今後の上映は藤沢のシネコヤで。
文化座を想像していたが、非常に綺麗な映画館で、スクリーンも大きかった。
びっくり。
これならいろいろ見に行こうと思った。
下高井戸なんだから、帰りは世田谷線でしょ。
他にある????
SONY α7Ⅱ、Minolta AF50mm F/1.4 (NEW) (LA-EA4経由)