9月1日まで実は夏季休暇だった。
最近は江ノ電に縁が多くあったので、行こうと思ったものの、
週末は人が多く、このコロナ渦では行くのを憚られる。
平日は空いているのでチャンスだ。
結果、想像以上に空いていた。
ここ数年は中国人や東南アジア人が大挙して江ノ電沿線に押しかけていて大混雑だった。
アニメの聖地らしい。詳しくないがスラムダンクである。
コロナになってからは東南アジアの人は減ったが、逆に日本人が戻っているという話も聞く。
それなら平日が良い。
写真でもわかるが誰も居ないのだw。
横須賀線は217系だった。
今やラッキー。
235系が半分ぐらいまで増殖してきたから。
鎌倉駅にはいつもE259 系が留置されている。
フリー切符の「のりおり君」を買う。
安いからね。
で、やってきたのが最近更に注目の300形。
唯一の古い型の電車。
しかし実は足回りは高性能車で、1000形の初期車が吊りかけ式。
この300形は腰越~江ノ島間の併用軌道で夜間の回送を撮っていた大勢のファンの前に
外人が自転車で手でポーズしながら並走して、ひと悶着あった電車。
あれは結局、イタ飯屋を経営する自転車氏のPRになって終わった。
300形はいわゆるバス窓タイプ。
床は木。
古いので、運転室は狭い。
エアコンは付いている。
江ノ電は運転席は真ん中。
1960年6月1日、営業運転開始だから、私と全くの同期w。
プレートは改造時のもの。
車体は古いけれど、平行カルダンに換装されているから、走行音は近代的と不思議な感じ。
この道は昔はクルマを停めて電車を撮っていたなあ。
あの頃の写真はいずこへ。
お店も線路際ビッタリにあったりして江ノ電は楽しい。
ジオラマみたい。
稲村ヶ崎で下車。
300形の連接台車。
これも確か新しくなっている。
稲村ヶ崎駅。
1501は1000形であってもカルダン駆動車で、1500形と区分することもある。
この信号は好き。
ここはスラムダンクではないはずw。
誰も居ない。
左の空にヘリ。
曇っていたが逆に静かでいい感じ。
涼しかったし。
江ノ電は同じ鎌倉までバスもある。
江ノ電は実は2年ほど前に小田急の100%子会社になった。
以前は廃止まで検討された江ノ電は国道134号線が大混雑するようになって客足が戻り、
中国からの旅行者が急増して、今や経常利益が10億円を超える鉄道になったのだ。
今日の一つの目的地、稲村ケ崎公園。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60