SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ひと夏の経験

2010-10-09 | スナップ
オーストラリアからの帰りの飛行機から見た雲があまりにも美しくて、
何枚も掲載したが、ふと思い出したことがあった。

この夏の経験。


それはあまりにも高かった。




そいつは夏の校庭にやってきた。

ニョキニョキと触覚を伸ばし始めた。






うーん、近くに寄ると首が痛くなるほど高い。

そしてこいつはぐるぐると回るのだった。





高所恐怖症の正反対の高所大好き症の私は、お言葉に甘えて乗せてもらった。

どんどん上がっていく。
何だか嬉しいのか、笑い始める。
ゴンドラから身を乗り出して、広角レンズで消防車本体を撮りたくもなる。





わが町で最も高い場所に居る。

10階建てのビルぐらいだ。





いつも子供達が練習しているサッカーゴールが見える。

際限なく身を乗り出したくなってくる。

そのまま、ずっと乗っていたかった。

早く東京スカイツリーから身を乗り出してみたい。



SONY α900、Minolta AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

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ダークホース

2010-10-08 | 
我が家の車が置いてある駐車場。

自分のザフィーラに向かいながら、この3台をいつも眺める。

たまたま並んでいる3台。



質実剛健、道具性、実用性、適度な居住性とサイズ、性能、バランス、

ワイルドさ、チャーミングさ・・・

などを兼ね備えたクルマたち。

そして、色。

ほれぼれする。


さて、今日はどれにするか。(ってね。)




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オーストラリアへ 18 (成田へ)

2010-10-07 | 旅行

夕日の中、雲の品評会が続く。




有り得ないような美しさと色にカメラのAWBも大いに迷っていたようだ。





私のほうも、ホワイトバランスを調整しながら、目で見た色を模索することに。




子供も、この美しさに驚いていた。
映画もたいそう楽しかったが。




日本に近づく頃、ようやく日が暮れた。
宵の明星が美しく輝く。
どんな雲よりも上空を飛ぶので、頭上は快晴だ。





成田到着後、帰宅する際に選ばれたのはJR成田エクスプレス。
最新鋭E259系に変わり初めての乗車。

発車は新スカイライナーとまったく同時。
ただ、トンネルを出るまでに圧倒的な加速差でスカイライナーに置いていかれた。




初代成田エクスプレスは奇抜なデザインと、欧州製の座席などに目新しさがあったものの、
座席の配列が集団見合い式で、指定を誤ると、景色が後ろ向きになるため、
とても気持ちが悪かった。
また、高速運転時の微振動がかなり気になったものだ。
窓際に物を置くとカタカタうるさかったのだ。

今回の259系は、乗り心地ははるかに改善されたし、内装もモダンで新鮮だ。
スカイライナーに比べて、車幅が15センチ広いことによる余裕度があるはずだが、
実は座席が大きく、シートバックも高いので、スカイライナーの方が
開放感がある。
座席は259系の方が厚みもあり豪華なのだが、スカイライナーの薄っぺらいシートは
実は座り心地が良かったりもする。





車両の魅力やスピード、運賃はスカイライナーに軍配が上がるのだが、
E259系もJRの中では最も快適な電車だろう。
ただし、私は259を文字って、「ジゴク系」と勝手に呼んでいる。
いや、決して乗り味は地獄ではないので念のため。

品川駅で乗り換え。
やはり夜の帰りの場合は、気分的には自宅に近い品川下車は楽だ。
乗換えが日暮里だと気分的には疲れが増すように感じるものだ。

往きは京成スカイライナー、復路はJR N'EXと決めることにしよう。


ということで、オーストラリア旅行はこれにて終了。
少し別の日記で休憩後、豪州家族撮影編をやる予定。



SONY α900、タムロンA09




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オーストラリアへ 17 (太平洋)

2010-10-05 | 旅行
さて飛行機に乗って帰路につくが、私のブログはまだ終わらない。
まだ数回あります。

というのは、南太平洋から太平洋にかけての洋上の風景が
夢のようだったのだ。

そしてまだ私が居なかった4日間の写真まで控えているのだ。



予め空路は確認していた。
憧れのパプアニューギニアの上空を通るのである。
正式にはパプアニューギニア独立国だ。
珍しい名称なのだ。
内紛が多かった国だが、私の興味はジャングルや未開の土地。
そして、もしかしたら今も居るかもしれない文明から遮断された民族の存在。

いつか行きたい国の最右翼である。





パプアニューギニアをかすめるなんて、素敵な空路だ。





長男と面白い映画を見ながら、外の風景も気になる。
いつだって窓側を指定するのは、トイレへの行き易さよりも、風景を重視してるからだ。

こんな風景が見れるんだから。





太平洋の夕方の風景は格別なのだ。

1万メートルを超える洋上では、太陽もなかなか沈まない。





パイロットがうらやましいのは収入ではなく、こんな風景を毎日のように見ることが
できることだ。





この世のものとは思えないような風景がずっと続いた。

(続く)


SONY α900、タムロンA09


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オーストラリアへ 16 (帰路につく)

2010-10-02 | 旅行
楽しかったケアンズともお別れ。
私はたった4日間だったけれど充分楽しんだ。
子供達は8日間。
そろそろ日本に帰りたいと思ってるかと思えば、
まだ居たいらしい。
明日からは小学校の新学期だ。




こんなに素敵なホテルは初めてだった。

来年は小学校仲間と来るかもしれない。










これは古いローバー3500。

いろんな車が見れたのも楽しかった。




オーストラリアならではのスタイル。
砂漠でも密林でもサバンナでもOK。




ケアンズ空港はローカルな空港。
ブリスベンの会社、ヴァージンブルーが当然乗り入れている。
豪州は早くからLCC化が進んでいて、どこに行くにも格安な状態だ。
合併や買収でオリジナルの航空会社がもはやわからないぐらいだ。

日本も近い将来はそういう状態になっていくだろう。
安いほうが良いに決まっている。




空港で昼食をしっかりと。
LCCのジェットスターは食事がないので。





成田まで7時間程度。
ジェットスターは人気なのか、みんな写真を撮っていた。




シートは革張り。

LCCが激安にできる理由のひとつは、機材を1種類に統一すること。
整備も訓練も1種類。
多種の飛行機があれば訓練も整備もすべてその数だけ必要になるからだ。
ANAもLCC会社を設立することになった。
勿論だが、アジア資本、アジアノウハウを借りての出発だ。
着陸料を無料にしてくれる関西空港を中心に路線を計画している。
イメージは新幹線の半額!
こうなってくると再建中のJALは金持ち相手、優良法人相手の高級路線を
歩むしか生きる道はないだろう。
日本人はまだまだ特別な「もてなし」を要求する20世紀型人間が多い国だからだ。





ケアンズ上空だ。
市街地の北部は熱帯雨林だということがよくわかる。





革張りシートだが、モニターが付いているわけではない。
見たければBODを借りればいい。
ただそれだけだ。
値段も1000円ぐらいだ。
映画が何本も入ってる。
大型モニターで見るよりもずっと快適で見やすい。
一時停止や巻き戻しができるほうが良いに決まってる。

長男はさっそく映画鑑賞。
2本のヘッドフォンで私も一緒に見る。
成田まで寝ることはなかった。




ジェットスター:5万円、JAL:24万4千円(両方とも代表的正規往復運賃)

JALはどうやって生き残るのだろう。


(注:パックツアーとして利用するJALはもっと安いです。しかしLCCもそのうち
パックツアーまで始めたら、もう答えは簡単です。)



SONY α900、タムロンA09







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オーストラリアへ 15 (ついに!)

2010-10-02 | 旅行
翌朝、早くも帰国する日。
まずは名残を惜しんで、子供達はまたまたプールへ!
水深が1.7mと深いプールが気に入った兄弟。
深く潜ったり、足がつかないことが楽しいのだ。




「最近はプールでも上着を着る人が増えたなあ。」
と、今年は区民プールで驚いたもんだ。

って、我が家も私を除けば、そうなってるじゃないか。
私だけ、「おっくれってる~」




確かに日本よりはるかに涼しいケアンズでは、
上を着たほうがいいかもしれない。

でも煩わしくないんだろうか。
わかりません。持ってないから。




ケアンズではポピュラーな鳥。
まあスズメみたいなものだ。

しかし東京ではスズメを見なくなった。















さて、私はプールサイドからカメラを持って、ホテルを出る。
踏み切りへ向かう。

今日こそはクランダ鉄道の走行シーンを見るのだ。
今日は1番列車を狙う。
絶対に来ると思うのだ。


写真は踏み切り傍で見たホールデン。
もはやどこの車かわからない。
そんなアメーバのようなホールデンは結構好きになった。

かなり遠くからでも、はっきりとディーゼル機関車の大きな走行音が聞こえていた。








ついにやってきた。
3度目の正直だ。


大柄でワイルドな重連のディーゼル機関車は、クイーンズランド鉄道の所有だ。
キュランダ鉄道といっても、運行はクイーンズランド鉄道なのだろう。
日本では珍しいが、海外は線路や施設の所有者と運行会社が別なのは、
よくあるパターンだ。
そもそも線路の所有もどこだかはハッキリとはわからない。





そういえば、乗務員の制服はクイーンズランド鉄道と同じだったような気がする。




長い編成が通り過ぎて行った。

やはり鉄道は線路があるというところが魅力的だ。
こうやって3回も懲りずに来たのも、そこに線路が厳然と存在するからだ。
待っていれば、いつかはやってくると思えるからだ。
車の写真もたくさん撮るが、どんな車がやってくるかはまったくの偶然でしかない。
待つ努力や辛抱が報われることがない。
列車は必ず、いつか線路の上を走ってくる。






ホテルに戻って、チェックアウトの準備だ。

シルビアも現役だ。





たくさん泳いだプールともお別れだ。




SONY α900、Minolta AF APO TELE Zoom 100-300mm F4.5-5.6、タムロンA09












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