ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

足尾線 追想写真 18

2010-01-18 06:43:13 | わたらせ渓谷鉄道
 沢入 - 原向。 露出合わせしにくい晩秋の逆光線。 石積みの切り通しから顔を出したのは キハ20 だった。




 エサを求めて移動を続ける サルの群れ。 30匹はいたろうか。 じわりじわり 距離がつまり、お互いに緊張の瞬間。


        

 初冬の 原向駅 付近。 夕暮れ時の日差しに包まれ、なんだか 温かな気持ちになる。 


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足尾線 追想写真 17

2010-01-17 01:10:46 | わたらせ渓谷鉄道
 やわらかな春の日差し。 重連の上り貨物列車は 空になった貨車を牽いて、足音も軽く 駆け抜けて行きました。


       

 渡良瀬川 に沿って 山あいを走る 足尾線。 緑をかき分け、キハ30キハ40 の2輌編成がやって来た。




 吉ノ沢架樋 ( かけひ ) 付近に出没する 野生ザル。 列車の窓から見かけることもあり、ちょっと気になる区間です。




 国鉄時代、当たり前のように存在した 腕木信号。 もっとしっかり写しておけば良かったと、悔いが残ります。




 トラ90000 を改造して作った トロッコ列車。 車輌には 「 妙義 」 「 赤城 」 「 榛名 」 「 浅間 」 という、群馬県を代表する山の名前が付けられていました。
 ぐうぜん写った 白い服の女の子。 素敵な思い出ができたでしょうか。




 上り列車を後追い撮影。 線路に積もった枯葉が風圧で舞い上がり、ウエーブが起こっていました。


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足尾線 追想写真 16

2010-01-16 00:09:02 | わたらせ渓谷鉄道
                    1985.5.3 13:52 「 728D 」 210mm F4 1/500sec

 沢入 - 原向。 足尾線 の時代、吉ノ沢架樋笠松トンネル の間に 落石防止設備のようなものがありました。
 どう見ても一般的な落石防止には思えません。 植林地から材木を搬出するケーブルでも上空にあったのでしょうか?



                 1986.11.16 14:14 「 5795レ 」 110mm F11 1/60sec

 県境付近を登って行く 5795レ。



               1985.5.17 14:11 「 1795レ 」 135mm F5.6 - 8 1/250sec

 笠松トンネルに進入する 重連貨物。 本来 1795列車は 粗鉱を運搬するはずだが、今日はタンク車を 1輌つないでいる。



                1985.11.4 14:10 「 1795レ 」 70mm F4 - 5.6 1/250sec

 並行する国道122号線から撮影。 山の斜面に反射して、機関車のエンジン音が けたたましく聞こえている。



                    1988.5.14 14:52 「 725D 」 135mm F11 1/60sec

 線路工事区間を徐行する 725D。 新緑と河原の風景を楽しむ乗客には 都合よかったのでは・・・?


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足尾線 追想写真 15

2010-01-15 05:50:22 | わたらせ渓谷鉄道
                 1986.5.18 14:07 「 1795レ 」 135mm F5.6 1/250sec

 沢入 - 原向。 吉ノ沢架樋 ( かけひ ) を行く 重連貨物。 トキ25000の積荷は 粗鉱。 産出国はアフリカだったと思う。 銅を含有した鉱石を海外から船で運び、浜川崎駅 で列車を編成する。 桐生駅まで EF60が牽引。 製錬所のある 足尾本山駅まで、DE10 が牽引した。
 足尾銅山 は 昭和48年に閉山したが、製錬所はその後も 稼働していた。



 1986.5.5 13:54 「 728D 」 35mm F5.6 - 8 1/250sec ハーフブラウン フィルター

 阪東カーブ付近。 水量が少なかったので、今日は川を渡渉して撮影。 明るいグレーの河原が目立ち過ぎるので、ハーフブラウン フィルターを使って 河原の光量を落とす。
 ビミョーに水鏡になっていない。



                  1987.4.29 14:48 「 725D 」 100mm F11 1/250sec

 芽吹きの季節を迎えた 県境付近。 多客期は3輌編成で対応。


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足尾線 追想写真 14

2010-01-14 06:49:38 | わたらせ渓谷鉄道
                1985.11.4 14:45 「 725D 」 135mm F4 - 5.6 1/250sec

 沢入 - 原向。 線路の東側が山なので、午後しか撮影できない区間。 構図が決まらないまま 列車の時刻。 つい うっかり、順光撮影。



        1986.5.4 14:08 「 1795レ 」 45mm F5.6 - 8 1/125sec ストロボ発光

 明るい曇り空だった。 河原の石が白過ぎてバランスが悪い。 枝で河原を隠し、画面を整える。
 芽吹いたばかりの 木の葉が影にならないよう、ストロボを FP発光させて撮影。



                   1986.11.10 14:47 「 725D 」 70mm F16 1/60sec

 前の年の同じ時期、紅葉した枝に絡んだ大量のツタを払い、撮影準備。 当日は線路脇のススキを少し払い、一年越しの撮影。
 やって来たのは期待はずれの キハ30 。 正面にRの付いた キハ20キハ40 なら、顔半分に日が当って写せたはず。 列車本数が少ないので、この725Dしか写せない。 天気は明日から下り坂。 また 一年、待つのか?


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足尾線 追想写真 13

2010-01-13 06:00:01 | わたらせ渓谷鉄道
                  1987.3.8 10:39 「 5790レ 」 80mm F8 1/250sec

 前日からの雪は早朝に止み、青空が広がった。 夜明け前の足尾駅から追いかけた上り貨物を 東宮橋で撮影。 河原の石が単調な灰色だったので 撮影を控えていたが、今日は雪がおおい隠してくれた。


      
                  1985.6.30 10:39 「 1790レ 」 210mm F4 1/125sec

 トンネル出口から 青白い排気ガスが、ほんのりと立ち上る。 暗闇の内壁がオレンジ色に染まっていき、その反射がゆっくりと移動する。 やがて カーブの先から、ヘッドライトの光が見えてくる。 トンネルを抜け出すと、日の光を浴びて 赤い機関車が姿を現す。 鉄橋に差しかかると、橋りょう全体が音響設備にでもなったかの様に、轟音が迫って来た。



                 1985.5.17 9:34 「 726D 」 50mm F5.6 - 8 1/500sec

 草木湖の水量が最も多いのは5月ごろ。 雪解け水を集め、沢入駅の前まで 湖になる。
 5月下旬、下流のたんぼで田植えが始まるのに合わせ、一気に放流が始まる。


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足尾線 追想写真 12

2010-01-12 06:36:30 | わたらせ渓谷鉄道
 秋の行楽シーズン、足尾駅まで往復した 団体列車。 神土駅で 運転停車中。
 列車の窓から顔を出し、手を振っていた子供たちの笑顔は、いまでも忘れません。




 小中地区の観光農園へと家族連れを運んだ 「 いもほり列車 」。 堂々のキハ20 ・ 4輌編成。 小中駅ホームの有効長って、80mもあったかしら?




 「 童謡列車 」 として、桐生 - 神土間を走った キハ40 ・ 2輌編成。


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足尾線 追想写真 11

2010-01-11 00:45:00 | わたらせ渓谷鉄道
                 1985.5.5 13:37 「 1795レ 」 100mm F3.8 1/500sec

  複式 喚呼   日差しの強い一日だった。 1795貨物列車の接近を、ゆるい西風の振動で知る。 カーブを回り込み、第一神土トンネルに差し掛ったころ、ふいに 本務機の警戒 吹鳴 ( 警笛 ) が鳴った。 続けて、補機の警戒吹鳴。 双方の機関士の息もぴったり合って、音の強弱までまったく同じ。 初めて聞く 複式警戒吹鳴に魅せられた私の目の前を、重連DE10の轟音が通り過ぎる。 重連貨物は オレンジ色の残像を心に残したまま、第二神土トンネルへと消えて行った。


      
                 1986.10.18 11:32 「 1793レ 」 210mm F4 1/500sec

 その日の貨物輸送量によって、重連にも 運休にもなる 1793レ。 今日は 足尾本山 に持っていく荷は一つも無い。 運休にならなかったのは、帰り荷があるからなのだろう。

 すれ違い列車の無い1793下り貨物は 駅には停車せず、走行しながら タブレット の受け渡しを行う。
 車掌は、水沼 - 神土用のタブレットを入れた タブレットキャリアタブレット受け器 に落とし、神土 - 沢入用のタブレットの入ったタブレットキャリアを タブレット授器 からひろって行く。 それを見守る駅長の姿。



               1985.4.29 11:32 「 1793レ 」 140mm F4-5.6 1/500sec

 ゆったりと弧を描いた 神土駅。 現在は 神戸 ( ごうど ) 駅。 国鉄の匂いを ぷんぷんさせて、味わい深い 山の駅。


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足尾銅山スペシャルツアー

2010-01-10 00:40:12 | 古河足尾歴史館 イベント
 NPO足尾歴史館足尾駅博物館準備室 「 せんろ商会けいてつ協会 本局 」 の 岡本憲之さまより、耳よりなお知らせが届きました。 以下に 紹介します。



        足尾銅山400年記念 足尾銅山スペシャルツアー
       「 ラック式鉄道とガソリンカーの 特別見学撮影会 」

 日光市足尾町。 ここにはかつて 東洋一と呼ばれた足尾銅山がありました。 鉱山の閉山後、トロッコ列車で入場し坑道見学できる 「 足尾銅山観光 」 が登場しました。
 現在、この施設は改良され 全国的にも珍しい ( 4例のみ ) 「 ラック式 」 鉄道があります。
 この我が国でも珍しい 「 ラック式 」 鉄道の普段見られない部分の撮影会や見学。 通常の運用では走らない坑内区間での撮影会。 また、昨年に復活しました、足尾町内を走っていました 「 ガソリンカー 」 の撮影会も足尾歴史館にておこないます。
 ふつう~の鉄道では飽きてしまった “ 濃い ” レールファンの皆様のための こだわりツアーです。

■実施日■
 平成22年 ( 2010年 ) 2月6日 ・ 土曜日

■内容■
 ① ガソリンカー撮影会
 ② 足尾銅山観光の通常見学
 ③ ラックレール式坑道内区間への特別撮影会

■行程■
 12:00 わたらせ渓谷鐵道の通洞駅集合
      昼食会場にて坑夫弁当 ( ソースカツ丼 ) 配布 ・ 昼食
 13:00~14:30 足尾歴史館にてガソリンカー撮影会
 15:00~16:30 足尾銅山観光にて通常見学と通常撮影会
 16:30~17:30 特別撮影会 ラック式機関車の坑内への進入と撮影会ほか
 17:40ごろ 解散

■参加定員 20名まで■

■参加費用 お一人様 3900円■
 ※ 参加費用は当日、集合場所の係員に現金にてお支払ください。
 ※ 昼食代 ( 坑夫弁当 )、施設入館料、会場費、資料代、ガイド料、運賃、保険料等を
  含みます。
 ※ 集合場所までの交通費は含みません。 わたらせ渓谷鐵道 ・ 日光市営バスなど
  の公共交通機関でお越しください。

■ご案内■
 ・集合、解散場所は 「 わたらせ渓谷鐵道 通洞駅 」 になります。
 ・搭乗員は同行しません。現地ガイドがご案内します。
 ・お客様の行為が、団体行動を妨げるおそれがあるとガイドが判断した場合、以降の
  ご参加をお断り申し上げます。
 ・施設の天候などの状況により内容を変更する可能性があります。
 ・三脚の使用は原則として禁止となりますので、御注意ください。
  ( 高感度撮影のみとなります )
 ・参加ご希望の方は、お電話の上、3日前の15時までFAXかE-mailにてお申し込み
  下さい。 予約受付のご返信をもって、正式予約とさせて頂きます。

●ご連絡・問合せ先●

足尾銅山スペシャルツアー参加申し込み 
URL:http://ashio.org/torikumi/douzan100206.html
FAX:0288-26-4635
E-mail:yoyaku100206@ashio.org


新関東観光株式会社
〒321-1274
栃木県今市市土沢1969-28
TEL:0288-26-3335 FAX:0288-26-4635
 ※ お電話でのお問い合わせは 平日10時~17時となります






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足尾線 追想写真 10

2010-01-09 00:19:30 | わたらせ渓谷鉄道
                  1988.5.3 6:45 「 720D 」 135mm F8-11 1/125sec

 小中駅。 小中川橋りょう越しに 上り列車を望む。 昔も今も この風景に変化はない。



                   1987.3.8 10:55 「 5790レ 」 80mm F8 1/250sec

 小中 - 神土。 列車番号が 「 5790レ 」 に変わったが、「 1790レ 」 と同じスジ。

 3月の雪は 昼前にほとんど溶けてしまったが、私には 思い出深い一日。 この年の春に 国鉄がJRに変わり、足尾線から貨物列車が消えた。


      
  1986.10.9 12:08 「 723D 」 210mm 2倍テレコンバータ使用 F8 1/125sec

 草木ダム近くより撮影。 遠景のため、湿度の低い季節しか写せない。

 一番下の写真を 別角度で写したもの。


     
                  1986.5.25 9:41 「 726D 」 110mm F5.6 1/250sec

 上の写真と同じ、草木ダム近くで写したもの。 現在は車道沿いの樹木が茂ってしまい、この風景は見られない。

 4月中旬、運動公園と遊歩道の桜が きれいな所。



                 1984.11.3 9:46 「 726D 」 50mm F4-5.6 1/500sec

 小中 - 神土。 上り列車がトンネルに入る直前の場所。

 河原にはまだ 日が当っていなかったが、その方が 画面整理できた気がする。


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