おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

出し荒れの日曜日

2006-11-12 09:14:29 | Weblog
夜半の激しい雨と娘の質問でたびたび起こされた。
川の水も心配なので窓から覗いたりしていたら、寝不足なのかよく夢を見た。
殆ど魚採りの夢でおかしいことに出てくるところは大体決まっていた。
でも思い出して見るといつも同じ場所なのに可也違った登場人物や変わった魚やこの世にいない魚など出てくる。
魚の色や鱗そして粘膜などは自分の心の投影なのかもしれない。
ただ布団に逃げられて寒い時によく見るし必ず風邪が絡んでくる。
冬型の気候でこの地方の呼び方で、出し荒れが今日の天気。
真冬になると雪になるけど今日は雨風でたまに雲が切れて日が差す。
窓から見る新道島の紅葉は今日が最高だと思う。
朴の木は葉を散らしたけど南の斜面でまだ緑の木もありコナラやブナ、もみじも黄色や赤があって雨に濡れた葉に時折雲間から射す日が当たり山全体が盛り上がっているように見える。
ススキの原も穂が風邪に飛ばされて寂しそうに揺れている。
お金に不自由が無ければ里山の秋に埋もれて旨い酒と本でも読んでいるのに。
お昼は祝いと仏事。
昨日の半分のお客さんだが今度は店に力を入れてやるので結構忙しくなると思う。
宴会も予算が高いのと仕込が間に合わないので村上牛のロースステーキを出して予算が高い高い分をカバーした。
それと来るお客さんの顔ぶれがいつも同じなようなので目先を変えたつもり。
付け合せに南瓜のスパゲッテー、レタスの上にクリタケの炒めたのを載せドミグラスソースを添えて、塩コショウで焼いて出した。
焼くと素材が見えないので、切り口を見せてから焼いて出した。
雨風で大荒れ、それでもお客さんが来てくれた。
雷が鳴ってしばらくすると大粒のあられが降ってきた。
もっと客足が増えてどんどん来たのを見て、佐渡のブリ漁を思い出した。
佐渡の人達のブリ起しは、魚野川では客起しになるなーなど思っていたら雲の切れ間から日がさした。
丁度外に出る用があったので裏の方を見ると権現堂が雪で白くなっていた。
三回目は里に来ると言われていたのでもう2回で店の周りも白くなるかも。
夜は予約が無いので早めにやめ伊豆の磯谷さんから送られてきた青いレモンと青い夏みかんを試食するためにオリーブオイルでドレシングを造り手作りのスモークサーモンで試して酒を飲んでいる。青い夏みかんは優れもの、レモンより甘みが勝り柔らかいドレッシングになっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする