21世紀になってからの日本の喫煙者数というのはかなり減少しています。2018年のデータですが、男女合計の数値で喫煙者数1880万人(男1406万人、女474万人)だそうです。
昭和40年(1965年)が喫煙率のピークだったそうで男性が82.3%、女性は15.7%。それが平成30年(2018年)になると男性27.8%、女性8.7%まで減少しました。現在は更に喫煙者の数は減っているのでしょう。
幸いなことに私は2000年の元旦を機して完全な禁煙が出来、それ以来タバコとは無縁の生活を送っていますが、10年後の2010年にこのブログで「禁煙の方法」と言うタイトルで記事を投稿しています。今回この記事を改めてアップすることにしました。
理由は昨年末に、今年からアルコールを抜く日(休肝日)を週2回のペースで設けようと思い立ち実践し始めたばかりなのですが、もうここ数年来毎日お酒を飲んでばかりの日々だったのが2週間後から急に休肝日を、それも週2回のペースで作るとなるとそれなりの努力が必要かなと思っています。22年前の「禁煙の方法」と同じ様に行えばできるのですが、22年前と今回とでは条件が大きく違っていて今回の休肝日の方法では別のやり方も併用しているのです。
基本的には「禁煙の方法」がベースにあって、それにプラス別の方法も使っているのですが、まずはその基本形である「禁煙の方法」の記事を紹介したいと思います。
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2010年10日01日
今日、10月1日からタバコが値上がりするそうですね。私は2000年を機に禁煙し、それ以降タバコは吸いませんが以前は喫煙していました。高校生になってから兄の吸うタバコを貰ったりしたのが始まりで20代半ばまではずっと吸っていました。その後マラソンをするようになってから禁煙をしましたが、5,6年経った時に遊びでちょっと吹かしたのがいけなかったのか、その後また吸うようになり、その数年後にまた禁煙。その後またまた遊び心で手を出して吸って、その後また禁煙。と5~6年単位で喫煙と禁煙を繰り返していました。
当時は吸ってもまたいつでも止められるからと言う考えだったのです。そうです、私には止めると思ったら必ず止められる禁煙方法があるのです。今日はそれを紹介しようと思います。
私がやっていた禁煙の方法は、半年あるいは1年前から自己暗示をかける方法です。明日から、とか来週からやめようと思ってもなかなか止めれるものではありませんよね。私は毎度年が変わった元旦から禁煙をしていました。なので前年の夏ごろから「来年1月1日になったらタバコを止める」「1月1日からはタバコを吸っても美味くないぞ」とか毎日数回心の中で呪文を唱え続けたのです。朝起きた時とかトイレの中、通勤電車の中、あるいは仕事中タバコを吸っている時とかいつでも、一日に何度でもこの呪文を唱えるのです。呪文は特別に決めてはいませんでしたが、基本は「タバコを止める」「タバコはまずい(美味しくない)」でした。
これを最低でも半年間毎日唱えるのです。そして自己暗示をかけるのです。大晦日まで普通に吸っていた(私は毎日1箱20本吸っていました)のが、一夜明けて元日の朝にはびっくりなことにタバコを吸いたいとは思わなくなっているのです。でも人間ですからその後も絶対になんてことはありません。2日目、3日目にちょこっとタバコに手が伸びるのです。でもこれまたびっくりですが、一口吸ったらウェー!と吐き出してしまうのです。昨日まで、あるいは一昨日まで美味しいと思って吸っていたタバコが本当に不味く感じてしまうのです。
私が最後にこの方法で禁煙したのは2000年元旦からです。この時も前年の夏前あたりから呪文を唱えつづけました。そして2000年1月2日に一度タバコに手が伸びましたが、毎度のことですが、一口吸って吐き出してしまいまんまと禁煙に成功したのでした。
今日からですと2011年元旦まで3ヶ月しかありませんのでこの方法が上手く行くかどうか知りませんが、人によっては3ヶ月でも充分かもしれません。あるいは、禁煙を始める日は元旦からだけでなく、自分の誕生日からでもいいでしょうね。何か特別な日、結婚記念日とか子供の誕生日とかでも良いでしょう。なので今もしこの記事を読んで禁煙してみようと思われた方、どうぞ試してみてください。今から約半年後の何か特別な日を目指して。
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と言うことで私が取った方法は自己暗示、潜在意識に刷り込むという方法でした。これをやる時には半年前後の刷り込み期間を設けていましたが1ヵ月とか3ヶ月とかでは試したことがなく、一体どの程度の期間があれば有効なのか、と言うことは分かりません。
で、今回は昨年12月中旬に新年から休肝日を設けよう、と急遽思い立ったものですから果たしてこの自己暗示が有効なのかどうかはとても不安材料でした。前述した禁煙時と今回とでは条件が大きく違う、と言うのはこのことです。
果たして僅か2週間の自己暗示だけで大丈夫か?と心配でしたが、しかし去年の残りの2週間ではお酒に代わる代用品を用いたことでそれぞれ週1回の休肝日を作ることが出来ました。ビールの代わりにノンアルコールビールを飲んだのでした。これでも十分な効果があってひょっとしたらこの自己暗示は思い込みの期間が問題ではなくてその思い込みの強さも影響するのかも、と思っていもいるのです。ノンアルコールビールも飲むときには普通のビールだと強く念じながら飲めばビールの役目は果たしてくれます。
自己暗示をここでも使っているのです。潜在意識に刷り込むにはその期間だけでなく、思いの強さも影響するのでしょうね。
そして新年になってから昨日までで2日間、それも連続で休肝日とすることができています。その内の1日は深夜に車の運転をする可能性があってどうしてもお酒を飲めない理由が出来たことが幸いしています。潜在意識に刷り込むと自力だけでなくそうなる様にと周りで様々な出来事が起こって結果として潜在意識の通りになっていくと言う話も多く見聞きしていますのでこの日の出来事は正にその事象だったのかもしれませんね。
今週は12日と14日辺りを休肝日としようかな、と思っています。何だか短期間でも上手くいきそうなので、まああまりきっちりかっちりと決めごとを作らずに今回はちょっと緩めな感覚で潜在意識に働いてもらおうと考えています。