日々の出来事 9月12日 宇宙飛行士 毛利衛
今日は、宇宙飛行士の毛利衛がスペースシャトルに乗って宇宙に旅立った日です。(1992年9月12日)
毛利衛は、スペースシャトルエンデバーに1992年9月12日から9月20日まで科学技術者として乗り込みました。
その後、NASA宇宙飛行士資格を取得し、2000年2月12日から2月23日には、二度目のスペースシャトル搭乗となり、地球の立体地図を作成するための地表データを得る作業を行いました。
一回目の宇宙からの帰還時、テレビカメラの前で“宇宙からは国境線は見えなかった”と平和への願いをコメントしています。
現在は、東京都江東区青海にある日本科学未来館の館長として活躍しています。
毛利衛
☆今日の壺々話
アメリカ宇宙船のトイレ事情
1961年5月5日、アラン・シェパードはマーキュリー計画の15分間の宇宙飛行で小便が我慢出来なくなって宇宙服の中に放出、その後、宇宙服の下にオムツの着用が義務付けられました。
アラン君
「 あの~、連絡なんですけど・・・・。」
「 どうした、アラン?」
「 あの~、オシッコが・・。」
「 何回も同じことで連絡するな!
ダメだ、ダメだ。
宇宙服の中ですれば、感電して死ぬぞ!」
「 でも~、も~ズット我慢してるんですよぉ~。」
「 ダメ!
“人類初のオシッコが原因で死んだ宇宙飛行士”って、カッコ悪いだろ!」
「 ぐぅ~、びゃ~、もうぅ~。」
「 何を訳の分からないこと言ってんだ!」
「 はァ~。」
「 あっ、司令官、大変です。
生命維持装置のモニターが・・・・。」
「 えっ、何だって!
アラン、大丈夫か、返事をしろ!」
「 ・・・・・・・。」
「 こらっ、返事をしろ!」
「 あの~、出ちゃいました・・。」
「 じゃ、もう、何も心配することは無い。
しっかり、仕事をしろ!」
「 でも、早く帰りたいです。」
「 どうして?」
「 宇宙服の中が、オシッコの海なんです・・。」
次に開発されたジェミニ宇宙船では、トイレができました。
無重力空間では、小便を出すと飛び散って辺り一面にくっ付きとっても大変です。
それで、小便は漏斗状の受け皿にして空気と一緒に吸い込む掃除機の原理です。
尿はタンクに溜めていっぱいになると宇宙に放出します。
この時、尿は一瞬にして氷の粒になり、太陽光に反射してキラキラ美しく輝きます。
これを“宇宙ホタル”と言います。
大便の方は、尻にビニール袋をあてがって出し、拭いた紙と防腐剤を入れてよく混ざるように手で捏ねます。
そして、食料庫に保管して地球に持ち帰ります。
食料庫の食べて空間ができた所に、出したものを同量入れるところに、アメリカの合理主義の真髄が見えます。
フランク・ボーマン君とジェームス・ラベル君
「 二週間の飛行のうち半分だな。」
「 そうだな、快適だな。」
「 ん・・・・。」
「 うわっ、何だ、これは!」
「 金色の霧だ。
食料庫からだ!」
「 うっぷ!」
「 うっぷ!」
「 こらっ、ジェームス、お前だな。
あれほど、防腐剤をしっかり混ぜろって行ったのに・・。
ガスが発生して、ビニール袋が破裂したんだ!」
「 違うよ、フランク、お前だろ。
それに、飛行は、まだ、後、一週間もあるんだぞ!」
「 ・・・・・・・・・。」
「 ・・・・・・・・・。」
帰還後の記者会見で、二人はムッとした表情で答えました。
「 長い宇宙飛行お疲れさんでした。
で、どんな感想ですか?」
「 君はトイレの中で、一週間生活したことがあるか!」
アポロ計画でも内容は同じで、強いて言えば、隠れてできることになった程度です。
スペースシャトルでは、トイレは進化しました。
トイレで便座に座りシートベルトで固定します。
そして、大便は即行便座の穴に吸い込まれ、高速カッターで粉砕され、乾燥して貯蔵、小便は、タンクに溜めて満タンになれば宇宙に放出して“宇宙ホタル”になります。
したがって、宇宙旅行に行くには、地上で次の訓練を受けなければなりません。
吸引力を上げるため、便座の穴が小さくなっていますので、尻の穴が便座に座ってピッタリ合う位置を訓練します。
訓練用の便座には、テレビカメラが付いており、便座の前にあるモニターで自分の尻の穴の位置を確認することが出来ます。
今、宇宙旅行に行きたがっている人は、旅行代金を払ったら、まず、自分の尻の穴を見なければならないのです。
では、みなさん、宇宙に行きましょう、アハハハハ!
トイレの落書き
よっこらしょっとトイレに座ると正面に書いてあった言葉
“今までのことは、すべて水に流そうじゃないか”
“ニュートンも己の糞には気がつかず”
恐竜
息子をつれて用をたしている時、隣のトイレから「ぶはっ、ぶりり~」と音がしたので、息子がこれに異常に反応・・・。
息子「お母さん、隣の部屋に恐竜がいるよ、大丈夫かな」、
軽く壁をたたきながら小声で「大丈夫ですか、恐竜ですか?」、
と聞く息子。
止めてもやめない。
また、隣の人も壁をトントンと叩き返してくるから、
また息子が「無理ですか?虫キングでしたか?」、
と意味の判らないこと言ってて・・・・。
外ではクスクスと聞こえるし、お隣の方ごめんなさい。
妹
俺には妹がいる。
昔はしつこいと思うくらい、俺についてまわった。
中学に入った辺りからだんだん冷たくなってきて、俺が話し掛けても冷めた反応。
そして、ある日のこと、その日は俺の誕生日。
朝飯を食べていると、まだ早いのに妹が行ってきます、と玄関に向かった。
玄関までついていって「俺、今日誕生日なんだけど」って言ったら、「へえ~」と冷たい反応。
さすがに落ち込んだ。
その夜のこと。
トイレに行こうと部屋を出ると、妹の部屋の戸が開いている。
風呂のようで、しばらく帰ってくる様子はない。
悪いとは思いつつ、部屋に入る。
机の上には日記帳。
いけないとはわかっていたが、好奇心に負けて開いた。
そこには、その日の日付でこう書かれていた。
『 今日はお兄ちゃんの誕生日。
お母さんに言って、今日のお兄ちゃんのお弁当は私が作ることに。
お兄ちゃんは、何にも気が付かずに食べたみたい。
大成功?なのかな?ハッピーバースデー!お兄ちゃん。』
俺は泣いた。
落書き
大きな病院に通院していました。
ある日、男子トイレの洋式の方に入り座ると、ドア裏に小さな落書きがあったのです。
『入院して二ヶ月 直らない もうだめだ』
そして二週間後(その落書きの事はすっかり忘れていたのですが)、またそのトイレに入りました。
…ドア裏は、落書きでいっぱいいっぱいになっていました。
『頑張れ』
『ガンガレ』
『必ず良くなるぜい!』等々の山。
しかもその後、トイレはペンキ塗り直しされて、他のドアは新しい色になったのですが、なぜか、そのドアだけは塗り直されずに落書きがそのままでした。
それを見て温かい気持ちになりました。
切れ痔
俺、切れ痔なんで、家でうんこする時は痛みを紛らわすために、いつも掛け声出すようにしてる。
「 ぶるるるるううぅぅぁぁぁ!」とか「 マンセぇぇぇあぁあぁん!」などなど。
とある日、出勤途中の駅で急に便意を催したので駅のトイレに。
トイレ内に誰もいないのを確認して、うんこしながら痛みをこらえて、
「 大丈夫でござる!大丈夫でござるうぅぅぅ!」
と大声で叫んだ。
すると、その声がトイレ外まで響いてたらしく、外にいた人に鉄道警察に通報されてました。
うんこを終え恍惚の表情でトイレから出ると、鉄道警察7、8人くらいに取り押さえられて一時間くらい職質くらいました。
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