大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 11月1日 キティちゃん

2018-11-01 07:00:00 | A,日々の出来事_






 日々の出来事 11月1日 キティちゃん






 今日は、キティちゃんの誕生日です。
1974年11月1日、双子の姉妹キティ・ホワイト(姉)とミミィ・ホワイト(妹)が生まれました。


 本 名 キティ ホワイト (姉)

誕生日  11月1日
血液型  A型
身 長  リンゴ5コ分
体 重  リンゴ3コ分
生まれた場所  イギリス ロンドンの郊外
得意なコト   クッキ-作り
好きな食べもの ママの作ったアップルパイ
好きな言葉   友情
コレクション  ちっちゃくて、かわいいもの キャンディー、お星さま、金魚
得意な科目   英語&音楽&美術
性格      明るくて、ハートのやさしい女の子。


 本 名 ミミィ ホワイト (妹)

得意なコト  ししゅう&パッチワーク
将来の夢   おヨメさん
得意な科目  家庭科
性格     ちょっぴり内気で、はずかしがり屋さん。
★BD、血液型、住んでいるトコロは、キティと同じです。

☆姉妹の見分け方は、左耳に赤いリボンがキティ、右耳に黄色いリボンがミミィです。

 キティちゃんは、サンリオのキャラクターで、最初は、名前が無く“名前のない白い子猫”と呼ばれていましたが、ルイス・キャロルの“鏡の国のアリス”の白い子猫から“キティ”と言う名前をパクリ、ついでに“白い”から姓の“ホワイト”を後付けしました。
この猫は、世界中でやたらとウロチョロしています。










 キティちゃん















☆今日の壺々話






  次の猫キャラクターたち

ちょっと、様子見・・・!

[壁]∀・) ノ チラッ 

[壁]∀・)チラッチラッ........゙(ノ・д・)ノスタタタッ........ ... チラッ(・∀[壁]

                           チラッ ヽ(・∀[壁] 出番・・?












マニア




駅のホームで電車待ちをしてる時の、男子学生三人の会話。

A「 B、なあ、この人形なに?」
C「 バッドバツ丸。」
B「 あれ、知ってるの?」
C「 俺、花丸とバツ丸の、リバーシブルのクッション持ってる。」
B「 いいなー。俺、花丸のほうが好き。」
C「 それはペンギン党に対する挑戦か。」
B「 それはアザラシ党に対する挑戦か。」
C「 …ここはポムポムプリンで妥協しない?」
B「 俺はプリンの隣にいるハムスターのほうが好き。」
C「 非常食か!」
B「 グロにするな!」
A「 …俺も仲間に入れて。」
B「 じゃあまず、バツ丸からいこうか。」
C「 ようこそサンリオワールドへ。」
A「 サンリオ?ディズニーじゃなくて?」
B「 そう。キティちゃんの国。覚えるように。」
C「 Aもファンシーグッズに目覚める時が来たんだね。」
A「 え?うん、がんばる?」
B「 とりあえずこれを読もう。」
A「 待って、なにそれ。なんか可愛いのが出てきたんですけど!」
C「 いちご新聞取ってんの!?俺はそこまで恥を捨てられないよ!?」
B「 恥なんてものは考えなければいいんですよ。」

このあと、本当に読んでいた。
おまえら三人身を寄せ合って何やってんだと。


















弁当




 理不尽な夫婦喧嘩をした翌日、腹いせにとってもラブリーな弁当を夫に持たせた。
いつも弁当を社食で食べる夫へのいたずらのつもりで。
が、思っていたほどのリアクションを得られず、あれではインパクトがなかったかと反省。

 ほとぼりも冷めた数ヵ月後、またくだらないことで喧嘩になった。
翌日、私はかねてからこの時のために構想を練った弁当を作った。
 今回は弁当箱はキティちゃん、お箸セットもキティちゃん。
ご飯には桜デンプ・海苔・そぼろなどでマイメロディをでかでかと。
他にもたこさんウィンナー(ゴマのおめめと卵マフラー付)、ハートにくり貫いたにんじんグラッセなど。
 どれをとっても幼稚園児!みたいに凝ってみた。
製作時間1時間半。

 昼休みの終わり際を狙い、夫の携帯に電話。
前の晩こっそり鳴り分け設定しておいた「キャンディ・キャンディ」が鳴ったのは、社食から戻るためにエレベーターを待つ人でごったがえしたホールだったらしい。

「 キティちゃん尽くし弁当、いかがでしたかー?」
「 その件に関しては、本日中にお返事させて頂きます。」

 声がちょっと裏返っていた。
勝った、と思った。

















仮面夫婦



 昨日、夫とカレーは全カケか半カケかで夫婦喧嘩。

「当分お前の顔は見たくない!!」

と言われたので私もだ!!と言い返した。
 昨日言われたことがムカついたので、朝食の時にひょっとこ(宴会芸用)かぶって、味噌汁を飲む夫の前に現れてみた。
テーブルが酷いことになった。
 会社に行って帰宅したら、夫がキティちゃんのお面をかぶってた。
笑ってしまった。
問題は仮面夫婦状態をどう解消すれば良いのかわからないこと。


















キティちゃんのパンツ





 私が小1の冬、初めて1人で留守番する事になった。
両親は遠い親戚のお葬式があり不在、兄は当時中1で部活があり、夜にならないと帰らない。

 お母さん
 「 学校から帰ったら、ちゃんと鍵閉めて、お家から出ないように。
ピンポン鳴っても出なくていいし、電話鳴っても取らなくていいから。
でも午後3時になったら、○○がお家にいる事確認するためにお母さんがお家に電話するからね。
それだけは取ってね。」

 私(ワクワク)
「 うん、分かった~。」

 学校から帰り、鍵をガッチリ閉め、コタツに入って本などを、おとなしく読んでいたところに電話が鳴った。
3時ちょっと前、2:55くらいだったと思う。「お母さんだ!」と思って電話に出た。
しかし、出たのはお母さんじゃなかった。
知らない男の人。
 でも初めて留守番し、電話に出るなんて大人なシチュに完全に酔ってた私は、まさに無敵だった。

男「 もしもし、○○さんのお宅ですか?お母さんいますか?」
私(無敵)「 いません。私だけです。」
男「 お嬢ちゃん1人でお家にいるの?偉いねーお留守番偉いねー。」
私(パッパラパー)「 うん。今1人でお留守番してるのーヘヘ。」

 結果からいうと、エロエロいたずら電話だった。

「 お母さんはいくつ?いつもどんな格好して寝てるの?」
「 お父さんとお母さんは同じ布団で寝てるの?」
「 お父さんと一緒にお風呂に入る?」
「 今、君はどんな下着はいてる?」

 男がするエロエロ質問に、7才でまだまだピュアでパッパラパーな私はガンガン答える。

「 お母さんとお父さんは毎日一緒に寝るよー。」
「 お父さんとお風呂に入ったらいつもジャンケンして遊ぶのー。」

 男の、受話器の向こうで聞こえる怪しげな息づかいにも負けない。
私は無敵。
30分経過。

 その頃母は、家に何回電話しても話し中(その頃はまだキャッチなんてあまり普及してない)でパニくり、隣人に電話。

「 強盗が家に入って、娘と格闘して受話器が外れてsgdふぁえrycbはvdkぎゃー!!!」

隣の家のご夫婦は、慌ててうちに来てピンポン押すも、私は「ピンポン出るな」の教えを守り華麗にスルー。

 「警察!警察!」とふぁびょる母を抑え、父が兄の中学に電話し、事情を話して兄(鍵持ってる)を急いで帰宅させる事に。
話を聞いた兄と部活の顧問の先生が、全速力で先生のバイクに乗って帰宅。
隣のおっちゃんは、バット持ってドアの前で待機してたらしい。
鍵を開けて家に入り、兄が見たのは受話器に向かって得意げに、

「 キティちゃんのパンツ~!!」

とか言ってる私。
兄は私から受話器を奪い「どちら様ですか?は?あんた誰?」速攻切られた。
 その後帰宅した両親、兄を前にして全てを話す。全員ヘナヘナ脱力。
更に会話した内容を聞いて、母は崩れ堕ちて泣いた。
父は「宿題して寝ろ」と私に言い放ち、顧問の先生と隣のご夫婦の所に謝罪に行った。

 それからは私が大学に入った時、就職した時、今でも何かあると家族は「そういやあんたが始めて留守番・・・・」と、その話をする。
 隣のおっちゃんも町内会の祭りとか近所の冠婚葬祭でお酒入った時には、必ず私を前に座らせて、「あの時はおっちゃんホントに心配した!おっちゃん、バット持って・・・」と皆の前で語る。
 自分自身も今だに街中でキティちゃんを見る度に、この事を思い出して自分の頭をライフルで撃ち抜きたくなる。
 今では親戚、近所、友達、いや兄の友達にまで知られている。
皆さん本当にすみませんでした。
ごめんなさいキティちゃん。
もうそろそろ勘弁して下さい。


















大阪のキティちゃん





 大阪の環状線に乗ってウトウトしてたら、隣の車両から変なオッサンが歩いてきた。
オッサンはお客に端から順に声をかけてた。
みんなシカトしてたけど。
そいつは薄いサングラスをかけて汚い作業着みたいなのを着て、両手に破れそうなくらいパンパンになったコンビニ袋を下げてた。
 俺の方へ近づいてくると、そのコンビニ袋の中身はポケットティッシュだと分かった。
そしてお客にティッシュくれませんかー?と聞いてるのも判明。
俺はどんだけ欲しいんだよ!と心で突っ込みながらちょっと笑いかけた。
 いよいよ俺の向かいに座った女の所までオッサンがくる。
女は寝たフリを決めてやりすごすがなぜかオッサンはその女にだけしつこく、ティッシュティッシュ言ってる。
オッサンは女に顔が触れるぐらい近づけて、ティッシュくれませんかー?と聞いてる。
 女はついに我慢の限界か目を開けた。
そしてオッサンの顔を見た瞬間ぎゃー!!と叫んで隣の車両へ、荷物も何も置いたままで走って逃げた。
 車内は騒然となったけど、オッサンがぽつりとティッシュ欲しいだけやんかーと気の抜けた声で呟いたから、俺はちょっと笑ってしまった。
そしたらオッサンは俺の方へ駆け寄ってきて、ティッシュくれませんかー?と言ってくる。
俺はしどろもどろになりながら、え?とか言ってると、おっさんは顔を近づけてくる。
 俺は下向いて逃げてたけど、我慢できずにオッサンの顔を見た瞬間愕然とした。
サングラスの向こうの目がイッてる。
斜視とかそういうレベルじゃなく、右と左が完全に向こう行ってる。
左と右で別々の何か探してるのかってぐらいぎょろぎょろ動いてる。
 でもそれがゆっくりと、俺の方へ焦点があってくる。
真正面で俺とオッサンは目が合った。
そいつがティッシュ、と呟いた瞬間、俺も、うわ!と叫んで隣の車両へ逃げた。
マジで怖かった。




 大阪の話なんだけど、その時の自分は講義が終わって、地下鉄で帰宅。
車内は乗客人数も落ち着いた、のどかなお昼時。
 でも、ある駅で男が乗ってきた。
首元よれよれの白シャツに、だぼだぼの白パン。
黒い眼鏡で、リュック背負って、痩せた男。
あきらかに危なそうな彼だった。
けど、絡んでくることもないだろうと無視していたら、突然、その彼が隣に座ってきた。
他の座席がらがらなのに、わざわざ自分の隣に。
一人分の間隔開けてドッカリ座られた時には、眠気も吹っ飛んだ。
 それでも知らん顔していたら、今度は更に移動してきて、自分にピッタリ密着して体を摺り寄せてきた。
何とか離れようと、もともと座席の端の方に座っていたけど、もっと端ギリギリに移動したら、また密着されて、今度は逃げ場が無くなった。
 結局やむを得ず立ち上がり、座席手すりの向こう側の出入り扉に移動して、「端に座りたいのでしたら譲りますよ」と言ったら、そいつはそこから移動することなく、無事に自分は下車することが出来た。
彼との出来事はほんの2分だけど、密着された時に言われた言葉、

「 どうぞお気になさらず座ってて下さい。」

アホかっ、気にするわっ!!!((((((;゚Д゚))))))
















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