用具箱にあった丸いスポンジタワシが1個、縦に回転しながら転がっている。
“ コロコロ、ポチャ!”
転がって来たスポンジタワシは、目の前の便器に落ちた。
そして、スポンジタワシも勢い良く流れている水に押され、便器の穴に流され行く。
“ 用具箱に置いてあったスポンジが、何で転がって来たんだ・・・?”
便器の穴に吸い込まれて行くスポンジを見ながら俺は思った。
“ これって、かなりマズイんじゃ・・・・。”
俺は、ホースの水を便器から外した。
水は壁の下の隙間から隣の個室に流れる。
でも、レバーが外れているので、大便器自体の水は止まらない。
瞬く間に便器から反応が現れた。
“ ボコボコボコボコ・・・。”
「 便器の穴から音がしているぞ・・・。」
俺が、穴を眺めていると、突然、水が穴から迫り出して来た。
“ ボワッ!”
「 ギャ~!
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逆噴射だァ~!!」
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