山本爺は膨れた布団の中でジッとしている。
眼の端には入院手続きの書類が見える。
“ ま、いいか・・・・。
取り敢えず、書類を書いてしまおう。”
俺は“よっこらしょ!”っとベッドに座り直した。
そして、ボールペンを取るため引き出しを開けた。
“ あれっ、無い・・・。”
俺の引き出しから、由紀ちゃんのお守りが消えていた。
“ 確かに、ここに入れた筈なのに・・・。”
俺はベッドから降りて、小物入れの引き出しを大きく開け中を探した。
“ ガサガサガサ・・・。”
引き出しの奥から下に落ちたのかもしれないと、最下段の引き出しを引っこ抜いて奥を調べた。
“ ガタッ、ガサガサガサ!”
でも、探し物は見付からない。
“ 無い、無い・・・・・。
ヤバイヤバイヤバイ!
あれが無いと、あの女の子と楽しく遊ばなければならない!
マズイ、これはとんでもなくマズイぞ!”
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眼の端には入院手続きの書類が見える。
“ ま、いいか・・・・。
取り敢えず、書類を書いてしまおう。”
俺は“よっこらしょ!”っとベッドに座り直した。
そして、ボールペンを取るため引き出しを開けた。
“ あれっ、無い・・・。”
俺の引き出しから、由紀ちゃんのお守りが消えていた。
“ 確かに、ここに入れた筈なのに・・・。”
俺はベッドから降りて、小物入れの引き出しを大きく開け中を探した。
“ ガサガサガサ・・・。”
引き出しの奥から下に落ちたのかもしれないと、最下段の引き出しを引っこ抜いて奥を調べた。
“ ガタッ、ガサガサガサ!”
でも、探し物は見付からない。
“ 無い、無い・・・・・。
ヤバイヤバイヤバイ!
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マズイ、これはとんでもなくマズイぞ!”
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