ユナイテッドシネマ金沢にて


浅原ナオト原作小説の映画化。
以前NHKでドラマ化されたことがあってその時のタイトルは「腐女子うっかりゲイに告る」でした。
高校生の安藤純。妻帯者の恋人(誠さん)がいるけどゲイであることは周囲に隠して生きている。
本屋で同じクラスの三浦さんがBLマンガを買うところを目撃。BL好きがバレたくない三浦さんに
「誰にも言わないで。秘密にして」
とお願いされる。
以来三浦さんのコミケの買い物やBL仲間の姉さんとの会合に付き合わされるハメに。三浦さん、かなり強引なのですが呆れながらも付き合ってあげる純は優しい。
三浦さんに告白されて、ゲイであることは隠して付き合うことにした純。
三浦さんのことは好き。三浦さんとなら「いつか結婚もして家族を持って子どもを持って」
という諦めている未来が描けるかもしれない、そう思ってのことでした。
でも…
「僕たちみたいな人間(同性愛者)はどうして生まれてきたんだろう」
という純の問いかけや母親に悩みをぶちまけるシーンは胸が痛くなりました。
三浦さんが健気で真っ直ぐでホントにいい子なんです。そして純の幼馴染で親友の亮平がめちゃくちゃいい奴。
おまえら泣かせるなよ〜 
