ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

7月の文楽

2009-07-18 | コンサート・観劇
7月の文楽は、例年夏休み特別公演とされ
子供にも親しめる演目なのですが
今年は国立文楽劇場開場25周年とあって
盛り沢山な演目となっています。

第1部は
親子劇場で 「五条橋」と「化競丑満鐘(ばけくらべうしみつのかね)」

第2部は
名作劇場  「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」

第3部は
サマーレイトショー 「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」

ソバリエさんのチョイスは第二部でした。
これは文楽好きの作家赤川次郎氏がその著書の中で
何度も取り上げている演目で
究極のメロドラマ、これでもかというほどのすれ違いのストーリという事です。

なるほど、話はいらいらするほどのすれ違い、何でやねんとつっこみたくなるくらいのドラマでしたが、一途な女心と健気さにほろりとさせられる・・・。

蓑助さん操る深雪がそれはそれはかわいい。
悪徳医師が笑い薬を飲まされて懲らしめられる場面では
住大夫さんの語りの・・(笑いの?)うまい事。
寛治さんの三味線の澄んだ音色と歯切れの良さ。
見所は沢山ありました。

第3部のてんぺすとはシェークスピアの「テンペスト」を
文楽にしたもので新作です。
これも、見てみたいですね~。
コメント
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