大阪の国宝建築物は5ヶ所あるということです。
前回は堺の桜井神社に行きました。
今日は貝塚の孝恩寺の釘無堂です。
その前に正木美術館に立ち寄りました。
7月5日まで「一休日和」という展示をやっています。
創設者、正木孝之氏のコレクションの中から
「とんちの一休さん」でお馴染みの一休宗純に関するものを
集めた展示でした。
重要文化財の掛け軸や、一休さんが実際に吹いていたという
尺八なども展示されていました。
中でも一休と森(しん)という女性が描かれた軸が印象に残りました。
というのは一休は晩年、我が街住吉に住んでいたそうです。
牀菜庵という庵で森と暮らしていたということです。
今は案内板だけが公園の片隅に残っているだけですが
同じ住吉の住人だったのだと身近に感じました。
美術館の裏には、正木氏のお屋敷が残っていて
有形文化財に指定され、公開されています。
今はお茶室として茶会などに使われているようです。
間にランチを挟んで本命のお寺へ
貝塚にある孝恩寺です。
ひなびた山里のお寺という感じです。
人もいなくこんなところに国宝?
聖武天皇の命により行基が建立した、日本最古の部類の建造物で
国宝に指定されています。
釘を使わない建築法で、釘無堂とも言われています。
現在の物は鎌倉時代に再建されたものだそうです。
それにしても、こんな立派な国宝の建造物があるのに
人っ子一人いなくて、重要文化財の仏像たちも
予約をしないと見せてもらえないようでした。
なんかもったいない。
ランチは貝塚の「夢一喜」で。
ハム屋さんと聞いていたのですがステーキハウスでした。
でも、ソバリエさん大好きなハムステーキをチョイスして
オードブルのハム。
メインのハムステーキは、思った以上にジューシーでしたが
分厚いので、途中飽きてしまいました。
何となく三田屋に似ていると思ったら、
三田屋からののれん分けのお店だそうです。
ネットを見ると、お肉も今一評判はよくないような・・・。
でも、店内はかなり混んでいました。
そんなこんなで今日も1日くれました。