ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

大阪おもしろツアー3回目

2015-06-20 | おでかけ
今回のテーマは
「ジャカランダの花と古代大陸文化の地、四天王寺界隈を訪ねる 」です。

集合は天王寺で、一心寺に向けてウオーキングスタートです。
途中、竹本義太夫誕生の地の碑と堀越神社を通過。
茶臼山に立ち寄りました。

ここは、大坂冬の陣では徳川家康が夏の陣では
真田幸村が陣を張った歴史ポイントです。

兵どもの夢のあと…今は緑豊かな公園です。
今年は大坂夏の陣から400年。
400年前の勇者たちに思いをはせて・・・。
ジャカランダの咲く一心寺へ到着。

山門は平成9年に完成したモダンなもの。
昔は大阪城の玉造門が移籍されていて「黒門」と言って有名だったそうですが
空襲で焼けてしまったそうです。
現在の住職が1級建築士ということで、現代風のモダンな建築物も
このお寺の見どころの一つです。
そして、お目当てのジャカランダは
咲いていました~~!

ちょうど見ごろです。
ここのジャカランダは大阪近辺では一番ということです。
ほかにもインド菩提樹の大木もあり

これも他にはなかなかないそうです。

そして向かいの安居神社へ

この神社は真田幸村戦死の地と伝えられています。

この1本松の下で戦死したとのことで石碑が立っていました。
安居神社を抜けて

大阪七坂の一つ天神坂を上り谷町筋へ

金剛組は社寺仏閣を手掛ける会社で、世界で一番古い会社だそうです。
色々な苦難の末現在では宮大工150人を抱え
日本の文化財建築を支えているということでした。
そして8回もの再建をこの会社に支えられた
日本最古の官寺、四天王寺へ

西門の鳥居は日本三大鳥居の一つ

本堂


そして日本最大の鐘楼。

この中にかつては日本最大の鐘が収まっていたとのことですが
余りの音の大きさに2回しかならされず、
戦時中に鉄の供出で壊されてしまったのでした。



東門から出てさらに東へ行くと
目にも鮮やかな山門が現れます。

関帝廟です。三国志でお馴染みの関羽を祭るお寺だそうです。

拝殿も中国の雰囲気漂います。

これは中国の風習で、字の上達を願って、お稽古した紙を焼く窯のようなもの。
日本にはここにしかないそうです。

そして超願寺境内の竹本義太夫のお墓をお参りして

最後の見学場所は

庚申堂です。
この庚申堂は1400年の歴史があり、日本の庚申信仰の始まりといいます。
庚申と言えば奈良や飛騨と思っていましたが
すべてこのお寺に免許をもらわなければならないそうです。
知らなんだ~~。

知れば知るほど、大阪ってすごい町
京都に負けない歴史と文化の街なのではないでしょうか?

お天気は曇り、風が無く少し蒸し暑かったけど
この季節としてはまずまずのウオーキング日和でした。

ランチは天王寺の有名店「魚市」で
新鮮なお魚をたっぷり楽しみました。

コメント (2)
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