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今日で憲法施行から65年

2012-05-03 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は予報通りで、朝から雨。風も強く、横殴りの雨となる時もある。散歩には厳しい天気・・家で読書とTV鑑賞。変なもので天気が悪いと溜まった書類の整理もしたくない・・何故だろう。
 今日(5月3日)は憲法記念日、休日だ。1946年(昭和21年)11月3日に公布、1947年(昭和22年)5月3日に施行された日本国憲法は満65歳となる。人間で言えば高齢者、日本では年金が支給される、健康診断と治療が欠かせない歳だ。改憲・護憲・加憲等の論議がある、国の将来を見据え、安全・安心な国造りの論議となって欲しいね。
 日本国憲法は、上諭と前文、人権規定・統治規定・憲法保障の3つからなる11章103条で構成されている。この憲法は成文憲法(文書の形で制定)であり、硬性憲法(改憲には衆参議員の2/3以上、国民の1/2以上の賛成を必要とする)でもある。因みに、改憲・護憲の論議の主項目の”戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認 ”は第2章第9条である。一般的に「第9条」とだけ呼んでいる。
 上諭:「日本国民の総意に基いて」という国民主権的文言と、
    天皇主権の帝国憲法の改正手続が並列して記されている
 前文:憲法の三大原理、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義が示されている
 人権規定:国民の権利などを定めた規定である
    主に「第3章 国民の権利及び義務」にまとめられている
 統治規定:国家の統治組織などを定めた規定である
    天皇・国会・内閣・司法・財政・地方自治などと多岐である
 憲法保障:憲法秩序の存続や安定を保つための規定・制度である

 

 ハナミズキの花が満開だ。サクラ(ソメイヨシノ)の開花より少し遅れて咲く。花は少し大振りで綺麗だが、秋の赤い実と紅葉も見事だ。白花(花弁に見えるのは苞)が多いが、紅花(ベニバナハナミズキと呼ばれる)もある。
 下の写真は、今日は雨だから昨日(5月2日)の榴岡公園で撮影。

Hanamizuki05031


Hanamizuki05032
 ハナミズキ(花水木)
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
落葉高木、北アメリカ原産
開花は4月~5月、色は白・赤・ピンク
秋に複合果の赤い実を付ける
 日本での植栽は、1915年(大正4年)に米国ワシントン市へ桜(ソメイヨシノ)を1912年に贈った返礼として贈られたのが始まりである。


Hanamizuki05033  4枚の白く花弁に見えるのは総苞片(苞とはつぼみを包んでいた葉、苞葉とも言う)である。中心の緑色の塊が花序である。写真の苞はまだ緑色だがじきに白くなる。
 別名は”アメリカ山法師(やまぼうし)”、アメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。