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新緑の輪王寺

2012-05-06 | まち歩き

 午前中は快晴。昼頃に雷(光と音)を伴い大雨、暫くして降ったり止んだり。
 予報では午前中は晴れ、との事で曹洞宗(禅宗)の古刹である輪王寺に出かけた。輪王寺の禅庭園は東北有数の名園として知られており、”仙台市わがまち緑の名所100選”(北山界隈、輪王寺・資福寺・覚範寺・東昌寺・光明寺)に選ばれている。庭園のハナショウブ(咲き揃うのは7月)はまだだが、新緑も良い。

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 入口の山門、続いて仁王門(重要文化財)

 左手に
 黄色の花の山吹が咲いている


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 仁王門から本堂に至る参道
 石畳と石段

 左右に
 山吹・雪柳・沈丁花などが咲いてる


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 ヤマブキ(山吹、バラ科ヤマブキ属)、本種のみの一属一種
 落葉低木で丈は1m~2m、枝は往々にして垂れる
 開花時期は4月~5月、花色は黄色(山吹色)、一重と八重がある
 ヤマブキと言えば、太田道潅の山吹伝説の”七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞ悲しき”(後拾遺和歌集、兼明親王が詠まれた)を思い出す。普通は八重咲きのヤマブキには実がならない。

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 石段を上って振り返る
 仙台市内が見える

 今の季節は枝葉が多い
 一部の市内だけ、残念


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 本堂の裏は池がある回遊式の日本庭園
 三重の塔が見える。赤く見えるは、春紅葉。
 ハナショウブはまだ咲いてない。池にはオタマジャクシが沢山。

 ★輪王寺
 所在地:宮城県仙台市青葉区北山
 嘉吉(かきつ)元年(1441年)に、伊達持宗が祖母の冥福を祈るために福島県伊達郡に建立。その後、伊達家居城の移動と共に米沢・岩出山などと巡り、慶長7年(1602年)に伊達政宗が居を仙台に移したので、現在(北山)の地に落ち着いた。
 明治9年(1876年)の北山大火で輪王寺もほとんどの建物が焼失した。焼け残った山門は、昭和61年(1986年)に仙台市指定有形文化財に指定された。火災後の明治36年(1903年)に福定無外和尚が復興し、大正4年(1915年)に現在の本堂や庫裏を建築し、庭園を整備した。