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国立がん研究センターが公表、がん全体の5年生存率は約66%

2019-08-19 | 健康・病気
 国立がん研究センターは、5年生存率について全国の「がん診療連携拠点病院」のうち277施設で診察を受けた患者約56万8000人を詳しく分析し、がん以外の死因のケースを取り除いた「相対生存率」を算出した。その結果、2009~2010年に部位を問わずがんと診断された患者の5年後の生存率は66.1%で、2008~2009年を対象とした結果より0.3ポイント向上した(8月9日公表)。
 最新のがん5年生存率は前立腺が約99%と100%に近い一方、膵臓(すいぞう)は10%未満で大きな差が出た。がん全体では約66%で前回の生存率(65.8%)と比べてわずかながら向上した。生存率は着実に向上しているが、膵臓がんをはじめとする難治性がん対策の重要性が改めて浮かび上がった
 進行度別生存率ではこれまでの分析同様、早期の「1期」に比べて他部位に転移した「4期」が際立って低く、早期発見、早期治療の重要性が今回のデータでも明確に示された。
 国立がん研究センターはまた、2012年にがん診療連携拠点病院のうち286施設でがんと診断された患者の3年生存率も調べた。その結果はがん全体で72.1%だった。前回11年のデータを対象にした結果より0.8ポイント向上していた。3年生存率でも部位別では膵臓が16.9%、胆のうが33.4%で難治性がんが際立って低かった。
 部位別のがん5年生存率では、前立腺が98.6%、乳がんが92.5%と90%を超えた。このほか子宮体が82.1%、子宮頸(けい)が75.3%、大腸が72.9%、胃が71.6%で70%を超えた。この一方で膵臓は9.6%と際立って低く、肺の40.6%、肝臓の40.0%も低かった。

 早朝は霧雨かな。日の出の頃には晴れた。最高気温が30℃位、今日も暑い。
 道沿いの空き地に”エノコログサ”や”アキノエノコログサ”などが生い茂り、花穂が風に揺れている。両者ともネコジャラシ(猫じゃらし)と呼ばれるが、”アキノエノコログサ”の花穂は”エノコログサ”より全体に大きくて垂れ下がる様にわん曲している。”エノコログサ”の花穂はほぼ直立。
 アキノエノコログサ(秋狗尾草)
 別名:猫じゃらし(ネコジャラシ)
 イネ科エノコログサ属
 一年草
 (一般的に見られる夏の強害雑草)
 開花時期は8月~11月
  (主に、エノコログサは7・8月頃、アキノエノコログサは9・10月頃)
 花序は円柱形、一面に花が付く
 多数の毛が突き出すので、外見はブラシ状